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iPhone6/6 Plusがスマートフォンのデザインを模倣した、と中国企業が販売差し止めを求め、知的財産当局がその訴えを認めていた判断を、北京の地方裁判所が取り消しました。
中国・深センに拠点を置く佰利(baili)による、「iPhone6/6 Plusのデザインが自社のスマートフォン(100c)のデザインを侵害している」との申し立てについて、北京市の知的財産権局が昨年6月、佰利の訴えを認め、iPhone6/6 Plusの販売を停止する命令を出していました。
Appleはこの判断を不服として知的財産権局を提訴しており、地方裁判所が「iPhone6が100cのデザインを侵害しているとは認められない」として、Apple勝訴の判断を下しました。
佰利は、昨年6月に訴えを認められたとはいえ、「なんとか存続している状態」と言われるほど経営状態が悪化している模様で、今回の判決は経営に大きな打撃を与える可能性があります。
また、同社は、自社製品を販売しているとはいえ、その実体はなく、ニセモノを取り扱う企業といわれています。
iPhoneをめぐるデザインや特許に関する訴訟は世界各地で数多く起こされており、その多くが「パテントトロール」(特許ゴロ)と呼ばれる、巨額の損害賠償を狙った、実体のない企業によるものです。
Source:MacRumors
(hato)
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