日本通信、ソフトバンク回線の格安SIM「b-mobile S」をきょう発売
格安SIMの「b-mobile」を手がける日本通信は、ソフトバンクのLTEを利用した格安SIM「b-mobile S」を、きょう3月22日から提供開始しました。
ソフトバンクでもSIMロック解除せず利用可能!月額880円から
日本通信が提供する格安SIMサービスブランド「b-mobile」に追加された「b-mobile S」は、ソフトバンクのLTE回線を利用したサービスで、ソフトバンクのSIMロックがかかっているiPhoneやiPadでも利用できるのが特徴です。
第一弾となる「開幕SIM」では、1GB・3GB・7GB・30GBの4種類のデータ容量プランを選択でき、ソフトバンク提供のプランと比較すると、最大73%の節約になる料金設定となっています。ソフトバンクのプランとb-mobile S 開幕SIMの料金比較は以下の表の通りです。
ソフトバンク プラン |
b-mobile S 開幕SIM |
節約率 | |
---|---|---|---|
1GB | 3,200円 | 880円 | 73% |
3GB | 3,800円 (2GBプラン) |
1,580円 | 58% |
7GB | 5,300円 (5GBプラン) |
2,980円 | 44% |
30GB | 8,300円 | 4,980円 | 40% |
※表のソフトバンクの料金は、iPhone向けの月額料金から音声基本料金を除く、データ通信のみの料金です。なお3GBおよび7GBのプランがないため、2GB・5GBの料金と比較しています。
このほか月額料金のほかに、初期手数料相当のパッケージ料金(3,000円)がかかりますが、いわゆる2年契約の縛りはありません。
対応機種はiPhone5以降
対応機種は、ソフトバンクのiPhoneはiPhone5以降、ソフトバンクのiPad(Wi-Fi+Cellularモデル)は、iPad Pro、iPad Air以降、iPad mini以降、iPad、iPad 2、iPad(第3世代・第4世代)となっています。
ソフトバンクのiPhone | ソフトバンクのiPad (Wi-Fi+Cellularモデル) |
||
---|---|---|---|
対応機種 | iPhone5 以降 | iPad Pro iPad Air 以降 iPad mini 以降 |
iPad iPad 2 iPad (第3世代) iPad (第4世代) |
型番 | BS-IPN-DN | BS-IPA-DN | BS-IPA-DM |
SIMサイズ | nano SIM | nano SIM | micro SIM |
ソフトバンクで契約したiPhoneのSIMロック解除は、2015年5月以降に発売された機種に限っており、iPhoneでは、iPhone6s/6s Plus以降の機種しか対応していませんでした。今回のプランを利用することで、iPhone5~iPhone6までの機種でも利用できるのは利点です。
ただし注意点として「b-mobile S」には音声通話プランはなく、データ通信専用のプランとなっています。音声回線を利用するSMSにも非対応となります。
日本通信b-mobileの公式Twitterアカウントでは、ユーザーの質問に答える形で、音声通話プランやテザリングについて回答されていますが、現状は「通話に関しては調整中」で、テザリングについても「利用できないようです」としています。
@yosi220 ありがとうございます。ようやく発売とMVNO提供にこぎつけることができました。通話に関しては調整中につき、お待ちいただく形になります。ご要望が多いので、早く提供できるようにがんばります。
— 日本通信b-mobile公式 (@bmobile_jci) 2017年3月21日
@hitoriblog 残念ながらテザリングは利用できないようです。
— 日本通信b-mobile公式 (@bmobile_jci) 2017年3月21日
Source:日本通信
(asm)