Galaxy Note 7発火の直接的な原因はバッテリーではなかった?

Galaxy Note 7で発火や爆発が多発した直接の原因は、バッテリーの構造ではなかったようです。
1月中旬には結果報告か
SamsungはGalaxy Note 7の爆発について原因を調査し、その結果を公表すると報じられていましたが、すでに調査を完了し、今月の中頃には報告書を発表する模様です。
また韓国メディアAndroidSoulの報道から、爆発の直接的な原因がバッテリーではなかった可能性が浮上しています。
Galaxy S8はSamsung SDI製のバッテリーを搭載?
同メディアによれば、Samsungが今春発売すると見込まれる、5.7インチディスプレイ搭載のGalaxy S8と6インチディスプレイ搭載のGalaxy S8 Plusは、どちらもSamsung SDI製のバッテリーを搭載するとのことです。
Galaxy Note 7の爆発騒ぎが起きた時、最初に非難のほこ先が向けられたのが、同スマートフォンが搭載するバッテリーを製造していたSamsung SDIでした。しかしGalaxy S8が同社のバッテリーを搭載するのであれば、バッテリーには爆発の原因が見当たらなかったということになります。
Samsungがイメージ回復をかけてリリースするGalaxy S8/S8 Plusに、わざわざ問題のあったバッテリーを製造した会社の製品を選ぶとは思えません。
問題はやはり無理な設計にあった可能性
報告書はまだ公開されていませんが、以前指摘があったように、薄型化や電池の大容量化を追求するあまりの「無理な」設計が問題だった可能性がいっそう高まっています。
リチウムバッテリーの爆発事故が起きているのはGalaxy Note 7に限らないだけに、原因調査の結果報告が待たれます。
Source:AndroidSoul via PhoneArena
Photo:Samsung SDI
(lunatic)