タッチバーがOLEDからE Inkに?将来はiPadにも搭載?

    E Ink Touch Bar

    E Ink Touch Bar
     
    MacBook Pro (2016)にはOLEDタッチバーという斬新な技術が搭載され、注目を集めました。しかしAppleはこのタッチバーのアイディアをさらに推し進めているようです。

    入力方法を自由に設定可能なE Inkバー

    現地時間12月29日に公開された特許から、Appleがタッチバーを現行のOLEDからE Inkへと変え、キーボード、トラックパッド、マウスなどの機能をすべてそのE Inkタッチバーに含め、自由に設定できるようにする案を検討していることがわかりました。
     
    たとえばE Inkのバーをいくつかにわけて配置し、現在のキーボードのある位置に配したE Inkバーでは、通常のキーボードが配置されたモードと、特定のソフトウェアの操作に必要なモードとを簡単に切り替え可能にする、といった具合です。

    現在位置によってキーボード配列が変化

    あるいは現在位置から自動的に判断し、その国の文字やシンボルを配したキーボードへと簡単に切り替えられるようにする、キーボードにもなるE Inkバーを第2のディスプレイにするといったアイディアや、キーボード上部に配置した別のE InkバーでGPSやWi-Fi信号の強度の表示、音量調整などを行えるようにするなどの案も、特許内で提示されています。
     
    さらに、周囲のシャーシの色に合わせ、カメレオンのように自由自在に色やテクスチャーを変えるE Inkバーなども考えているようです。

    E InkタッチバーをiPadにも搭載

    E Ink Touch Bar
     
    またAppleは特許において、E Inkタッチバーを、画面スペースが限られたiPadなどの補助的な入力システムとして、ベゼル部分に搭載するアイディアも提示しています。
     
    E Inkについては以前から、AppleがE Ink採用の次世代キーボードを開発する企業の買収に関心を示しているという噂や、E Ink採用の「Magic Keyboard」を開発中という噂が報じられています。
     
     
    Source:AppleInsider
    (lunatic)

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