冗談じゃない!機内でWi-Fiスポットの名前が「Galaxy Note 7」で大騒動
冗談を言うにしても時と場所を弁えるべし。そんな教訓をはっきりと知らしめる出来事が、Galaxy Note 7絡みで発生しました。
空港のゲートに長蛇の列。真相は……
ニュースサイトiMoreの編集者である、セレニティ・カルドウェルさんは先日、飛行機に乗るために空港に着いたところ、自分のゲートに長蛇の列ができていることに気づきました。理由はとある飛行機でトラブルが発生したからです。ここまではそう珍しくもない話かもしれません。
しかし、飛行機はドミノ式に次々と遅延&キャンセル。直接関係のなかったカルドウェルさんまで巻き込まれてしまいます。
そこに、待ちぼうけを食らっていた1人が話しかけてきたそうです。「なんでフライトがキャンセルになったか知ってるかい?Wi-Fiスポットの名前がGalaxy Note 7だったんだ」
誰かがWi-Fiスポットの名前を書き換えていた!
Open my laptop on the plane and notice a Galaxy Note 7 wifi hotspot https://t.co/y1csn9gOsZ pic.twitter.com/9Z5IJULuPs
— Lucas Wojciechowski (@lucaswoj) December 20, 2016
ダイヤが乱れた原因は、航空中の機内で誰かがSSIDをGalaxy Note 7に書き換えたから、というとんでもない理由でした。もちろん、数々の爆発事故を起こして現在はリコール対象となっているGalaxy Note 7は、機内への持ち込みが固く禁止されています。したがって犯人は、関係ない端末のSSIDをGalaxy Note 7に書き換えてWi-Fiスポットとして使用していたというわけです。
この悪質ないたずらをした人物はただちに機内で特定され、幸いにも該当の飛行機がワイオミングに緊急着陸するという憂き目は免れたようですが、おかげでダイヤに乱れが生じ、カルドウェルさんまで被害を受ける羽目になってしまったようです。
もちろん、内輪でのいたずらなら単なるジョークで済まされたかもしれません。しかし、飛行機内ではGalaxy Note 7は完全なる危険物。一歩間違えれば、爆弾テロ騒ぎで大事になりかねなかったこの事態に、カルドウェルさんはTwitterで「これは、機内で私は爆弾を持っていると話すことの最新版だ」と憤っています。
Source:Ubergizmo,Twitter[1],[2]
(kihachi)