クックCEO、Macの継続を強調「素晴らしいデスクトップが登場する」

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    近年、PC市場におけるデスクトップの比重が低下、AppleでもMacのアップグレードサイクルの速度は遅くなっています。一部ではAppleはデスクトップ事業を捨てるのではないかという憶測も飛び交っているほどです。
     
    しかしティム・クック最高経営責任者(CEO)の社内向け掲示板Apple Webへの書き込みは、この噂を完全に否定するものでした。

    デスクトップのMacは非常に重要な存在

    クックCEOは画面サイズ、メモリやストレージ容量、入出力の多様さなどの点から見ても、デスクトップの性能のほうがノートやタブレットよりもはるかに優れているとし、「非常に重要な存在」と記しています。
     
    以下にTechCrunchが入手した、クックCEOの書き込みの、Mac戦略に関する部分をご紹介します。書き込みは従業員からの質問に回答したものとなっています。

    10月にMacBook Proを大々的に導入し、春にもMacBookのアップデートを行っています。Macデスクトップ戦略はどうなっているのでしょう?
     
    クックCEOの答え:
     
    デスクトップは極めて重要です。デスクトップはノートブックに比べ、より高いパフォーマンスを持つという点で優れています。スクリーンの大きさ、メモリとストレージ容量、多様な入出力、高速なパフォーマンスなど。デスクトップが重要な理由は多種多様で、デスクトップがないと困る、という人々もいます。
     
    現世代のiMacは過去最高のデスクトップであり、美しいRetina 5Kディスプレイは世界最高のディスプレイです。
     
    メディアのなかにはわれわれがデスクトップに真剣に取り組んでいるのかを疑問視する声もあります。われわれのチーム内でも同じような疑問があるとしたら、ここではっきりさせておきましょう。ロードマップには素晴らしいデスクトップが含まれています。心配は無用です。

     
    新しいMacの開発が進められており、いつかはまだわかりませんが、アップデートが行なわれることは確実のようです。
     
     
    Source:TechCrunch
    (lunatic)

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    この記事を書いた人

    元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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