Apple、通信技術の特許を許可なく使用していたとして敗訴

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    カリフォルニア州北部地区連邦地方裁判所の陪審は16日、Core Wirelssが持つ通信技術の特許を、Appleが侵害しているとの判決を下しました。

    特許を侵害しているとの判決が下される

    今回下された判決では、AppleがiPhoneやセルラーモデルのiPadで、Core Wirelssが保有する、バッテリーの持ちや信号の質を向上させる特許を侵害していると判断され、Appleに対し730万ドル(約8億7,600万円)の支払いが命じられました。これについてCore Wirelss側は、今年初めにLGに勝訴した件に続いて、同社の主張が認められたことに満足していると述べています。
     
    もっとも、Core WirelessとAppleの争いは、今回のケースが初めてではなく、テキサス連邦裁判所でも以前、通信プロトコルの特許技術を許可なく使用したとして裁判が起きています。この時は、Core Wirelessによる損害賠償の訴えは棄却されました。
     
    Core Wirelssは、製品を作らず膨大な特許だけを所有している、いわゆる「パテント・トロール(特許屋)」とも言われていますが、同社の背景にはNokiaが存在することが知られています。
     
    今回問題になった特許も、もとは通信大手のNokiaが保有していたもので、Core Wirelssの親会社であるConversantが条件付きで購入、マネタイズして得られる特許料の一部をNokiaに還元するという契約が取り交わされています。

    元従業員との裁判でも敗訴

    不運なことに、Appleが敗訴したのは、特許絡みだけではありません。
     
    Core Wirelessの裁判とは別に、サンディエゴの上級裁判所でも今週、Appleが決められた食事や休憩の時間を遵守しておらず、正当な賃金が支払われていなかったとする、Apple Storeの元従業員の訴えが認められています。
     
    カリフォルニア州で定められた労働基準法では、5時間以上の労働を行う際は30分間の食事休憩が、4時間ごとに最低でも10分間の休憩を従業員に与えるよう、義務付けられています。しかし、原告である元従業員によると、今回の訴訟を起こすまでAppleは、こうした休憩を毎回適切に配分してはいなかったとのことです。
     
    2007〜2012年に働いていた元従業員による集団訴訟となっているため、Appleには合計で200万ドル(約2億4,000万円)の支払いが命じられています。
     
     
    Source:MacRumors
    (kihachi)

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    丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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