オリンピック史上初!東京五輪のメダル、回収したスマホでの製造が決定!
2020年の東京オリンピック・パラリンピックで選手たちに贈られるメダルには、回収された携帯電話やスマートフォンから取り出した金属が使われます。
回収した携帯・スマホでメダル製造、ドコモが提案
2020年東京オリンピック・パラリンピック組織委員会は、メダルをリサイクル金属で作成する方針を決定しました。NTTドコモが、回収した携帯電話やスマートフォンの活用を提案するとITmediaが報じています。
東京オリンピック・パラリンピックのメダル製造に、スマートフォンから回収した金属を活用する計画については8月に報じられていましたが、組織委員会が方針を固めました。なお、メダル作成のためにリサイクル回収をした大会は過去になく、オリンピック史上初の取り組みとなります。
800万台の携帯・スマホでメダルの製造が可能!
組織委員会では「みんなでつくる!エコメダルプロジェクト(仮称)」として、メダルがきっかけとなり、小型家電のリサイクル回収が進む効果や、日本全国で参加できる可能性が議論された模様です。
携帯電話やスマートフォンなどの電子機器には、金などの貴金属が使われており、「都市鉱脈」とも呼ばれています。1台あたりの使用量は微量ですが、ドコモショップでは年間300万台が回収されており、800万台分あれば、金と銅は十分な量をまかなえる、とのことです。
なお、含有量が少ない銀については、余った金と銅を換金して銀の購入費用にあてる計画、とのことです。
Source:ITmedia, 東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会
Photo:Apple (YouTube)
(hato)