iPhone7 Plusのポートレートモード、キヤノンの最新デジタル一眼と撮り比べ!

iPhone7 Plusのポートレートモードと、キヤノンの最新フルサイズデジタル一眼レフ「EOS 5D Mark IV」を撮り比べた結果をApple Insiderが動画で公開しました。
キヤノンのフルサイズデジカメ最新機種とiPhone7 Plusが対決!
iPhone7 Plusのポートレートモードは、被写体の背景をソフトウェア処理でぼかすことで、まるで一眼レフで撮影したような効果を出す機能で、iOS10.1で「ベータ版」として利用可能になりました。
対するキヤノン「EOS 5D Mark IV」は、今年9月に発売されたフルサイズイメージセンサーを搭載のデジタル一眼レフです。本稿執筆時点でAmazon.co.jpでのレンズを除いた本体のみの価格は38万7,980円です。
制約は多いものの善戦したiPhone7 Plus
iPhone7 Plusのポートレートモードは、被写体との距離が8フィート(約240cm以内)で近すぎないこと、十分に明るいことという動作条件があります。
明るい屋外で人物を撮影した写真では、iPhone7 Plusは全体的に黄色っぽくなるものの、どちらもきれいに背景がぼけた仕上がりとなっています。
9月に公開された比較レポートと同様、iPhone7 Plusのポートレートモードは、暗い場所ではうまく機能しないこと、時々被写体の輪郭が不自然になるといった弱点もあります。
しかし、イメージセンサーがデジタル一眼レフに比べ小さいというハード面の弱点は克服できなくても、ソフトウェアのアップデートによる精度の向上には期待できそうです。
Apple Insiderは、「そのうちiPhoneがプロ向けカメラを超えるだろう」と期待の言葉で動画を締めくくっています。
Source:Apple Insider
(hato)