シャープ社長、「次世代iPhone用OLEDパネルを開発中」と明かす!

シャープの戴正呉社長が、次世代iPhoneに同社製の有機EL(OLED)パネルが採用されると語った、とNikkei Asian Reviewが報じています。
シャープ社長、iPhone用OLEDを開発中と語る
鴻海の副総裁で、今年8月にシャープ社長に就任した戴氏は、自身の母校である台湾の大同大学からの名誉博士号授与式典で、学生たちを前にスピーチしました。
その中で、「iPhoneは進化を続けており、液晶からOLEDパネルに切り替える時が来ている」などと語り、iPhoneへのOLEDパネル搭載は間違いないだろう、との見解を示しました。
戴氏は、iPhoneがOLEDパネルを採用する時期は明言しなかったものの、シャープがiPhone向けのOLEDパネル開発に取り組んでいることを認めました。
さらに「主要顧客がアメリカでの製造を求めたら、それに応じないわけにはいかない」と、日本国外での製造の可能性も示唆しています。
シャープは9月末、国内にOLED製造のために574億円の設備投資計画を発表しています。
3サイズでガラス製ボディの「iPhone8」、OLED採用は5.5型のみ?
Nikkei Asian Reviewは先日、2017年の「iPhone8」が、現行の4.7インチと5.5インチに加えて5.0インチを加えた3モデル展開になり、本体の背面がガラス製になる、と報じています。
同紙は、3モデルの中でもOLEDパネルを採用するのはプレミアムモデルとして位置付けられる5.5インチモデルに限定され、残り2モデルは従来の液晶パネルを継続採用するだろう、と報じています。
Source: Nikkei Asian Review
Photo:ConceptsiPhone
(hato)