Android版iMessageが近いうちに登場か―すでに関係者間でモックアップも共有

    imessage 脆弱性 ios9.3

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    WWDCでの発表が噂されながらも、Appleの役員によって登場を否定されていた「iMessage for Android」ですが、ここにきて再度登場の可能性が浮上しています。

    登場時期は「遅かれ早かれ」

    iMessageのAndroid版をAppleが開発しているとのリーク情報は、同社の製品に詳しいDaring Fireballのジョン・グルーバー氏が明らかにしたもので、すでに詳細なモックアップがApple関係者の間で共有されている状態なのだとか。
     
    ユーザーインターフェイスについては現在、iOS版iMessageに似たものから、GoogleがUXデザインの指標として提唱している「Material Design」に沿ったものまで、様々なものが検討されているようです。
     
    material design google
     
    今のところリリース時期は定かではないものの、グルーバー氏によれば「遅かれ早かれ」とのこと。Appleは様々な製品やサービスのモックアップを作ってはいるものの大半は日の目を見ることがないため、共有されているからといって実際にリリースされるとは限りませんが、それでもなお「iMessage for Android」登場の可能性は否定できないそうです。

    収益コンテンツとなったiMessage

    「iMessage for Android」の噂は今回が初めてではなく、6月にもWWDCで発表されるのではないかとの噂が報じられていました。この時はAppleの役員が、Androidまで裾野を広げる理由がないことや、エンドツーエンドの暗号化機能をApple製品の魅力として保持したいことなどを挙げ、真っ向からこの噂を否定していました。
     
    しかしiOS10以降、iMessageは単なるプラットフォームという位置づけにとどまらず、アドオンやステッカーなどで収益化が望めるアプリへと変貌を遂げており、AppleがAndroidユーザーを取り込んでより収益を拡大させようと考えることは自然な流れだとも言えます。
     
     
    Source:Daring Firefall via MacRumors
    (kihachi)

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