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Appleは現地時間10月11日、2017年に中国・深圳の南部に研究開発センターをオープンすることを明らかにしました。
Shenzhen Economic Dailyによれば、ティム・クック最高経営責任者(CEO)が現地で地元政府の代表者と会談した席において、新設計画を発表した模様です。
会談には、Appleの主要サプライヤーであるFoxconnのテリー・ゴウCEOも同席していました。
研究開発センターの新設により、中国のサプライヤーとの関係をより緊密にするとともに、地元の有能なソフトウェア開発者を採用したい、とクックCEOはコメントしています。
AppleInsiderによれば、AppleはFoxconnなどのサプライヤーを通じて、深圳においてすでに10万人以上を雇用しているとのことです。
Appleは9月末、北京にも中国初の研究開発センターを建設する計画を発表しており、中国国内で着々と力をつけ、iPhoneのシェアを奪っているHuaweiやOPPO、Vivoなどの地元メーカーに、戦いを挑む構えを見せています。
Source:Reuters via AppleInsider
Photo:Shenzhen Economic Daily
(lunatic)
元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。