創業直後のApple、コンサル会社に社名変更を迫られていた!

    スティーブ・ウォズニアック氏

    スティーブ・ウォズニアック氏
     
    Appleがコンサルティング会社から、社名を変更するよう求められていた、とAppleの共同創業者、スティーブ・ウォズニアック氏が明かしました。

    「Appleという名前はコンピュータの性能に関係ない」

    Appleロゴをデザインしたロブ・ジャノフ氏が先日、Appleという社名の由来について「スティーブ・ジョブズ氏が果食主義者で、リンゴが完璧な食品と考えていた」というエピソードを明かしています。
     
    マーケティングイベントに登壇したウォズニアック氏は、ブランドコンサルティング会社のレジス・マッケンナから、「コンピュータの性能と関連性がない。社名を変えなくてはいけない」と社名変更を迫られていたエピソードを明かしました。
     
    ジョブズ氏とウォズニアック氏は「私たちはコンピュータという製品を家庭に導入し、人々の生活を変えたい。Appleというのは、家庭用品にぴったりの名前だ」と反論したそうです。
     
    実際、Apple IIは大ヒットとなり、一般家庭に普及していきました。そして、現在のAppleはブランド価値ランキングで4年連続世界一の座に輝いています。

    社名が「Apple」ではなく「エグゼクテック」だったかも?

    Appleの共同創業者であるスティーブ・ジョブズ氏とスティーブ・ウォズニアック氏は、幾つか挙がっていた候補から、契約書にサインする前日、一番聞こえが良いという理由で「Apple」を選んでいます。
     
    その時、他に候補となっていた社名は「Matrix Electronics(マトリックス・エレクトロニクス)」、「Personal Computer(パーソナル・コンピュータ)」や「Executek(エグゼクテック)」といったものがありました。
     
    もし、Appleの社名が「エグゼクテック」や「マトリックス・エレクトロニクス」だったら、製品がここまで皆に愛され、世界に普及することはなかったかもしれません。

    「強欲からイノベーションは絶対に生まれない」

    ウォズニアック氏は、Appleのイノベーションが行き詰っているのではないか、との質問に答えて、「カメラやマイク、センサーで一定の高みに達したAppleは、イノベーションの踊り場にさしかかっているのかもしれない。しかし、Appleの役割は、本当に最高のものを作ることだ」と、Appleはイノベーションを止めない、と語っています。
     
    また、ウォズニアック氏はマーケティングを「人々が製品に望むことを理解し、製品が人々にもたらす価値を語る時は正直であること」であると定義し、「Googleは主に広告で金を稼ぐ。Appleは良い製品から稼ぐ」と、Googleのビジネススタイルを批判しています。
     
    ウォズニアック氏は、聴衆に「強欲からイノベーションは絶対に生まれない」とアドバイスを贈っています。
     
     
    Source:Marketing Week, Cult of Mac
    (hato)

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    この記事を書いた人

    2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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