Twitter、早ければ10月末にも買収交渉がまとまる見通し
年内の身売りが噂されているTwitterですが、新たな可能性として、早ければ10月末にも買収に向けての交渉がまとまる可能性が浮上しました。Reutersが事情通の話として明らかにしました。
2週間以内にも入札を開始
Twitterは収益改善の見込みが立たないとして現在、MicrosoftやThe Walt Disney Company、Saleforceなどとの間で買収に向けての話し合いが進められている模様ですが、新たな報道によれば、2週間以内にも買収に向けた入札を開始するようです。買収額は180億~300億ドル(約1兆8,000億~3兆円)ほどになると言われています。
すでに売却候補は数社に絞り込まれており、GoogleやAppleは買収を見送ったという報道も出ています。
SaleforceかDisneyか
もっとも可能性があると言われているのはSalesforceです。同社は以前にもLinkdIn(最終的にはMicrosoftが買収)で名乗りを挙げており、仮にTwitterの買収に成功した場合、自社ノウハウを活かした企業と顧客とのマッチングサイト色を強めるとみられています。
また、ディズニーランドやミッキーマウスでお馴染みのThe Walt Disney Companyも売却先の候補として有力視されています。Twitterのジャック・ドーシー最高経営責任者(CEO)はDisneyの役員を務めているばかりでなく、ライブ動画配信への強い関心という点でDisneyとは方向性が一致しています。
月間3億1,300万人のアクティブユーザーを抱えながらも業績改善に目処が立たないTwitterを救うのは一体どの企業なのでしょうか。買収見送りという可能性も含め、答えは早ければ第3四半期決算の発表日である10月27日に明らかとなります。
Source:9to5Mac,Reuters,Re/Code
(kihachi)