将来の夢「プログラマー」「エンジニア」大賛成〜理想はジョブズ
小学生以下の子どもを持つ多くの親が、小学校でのプログラミング授業が必要だと感じており、子どもが将来プログラマーやエンジニアになることに賛成していることが、エンジニア人材サービスVSNの調査で明らかになりました。
VSNは小学生以下の子どもを持つ10〜40代の男女を対象に、「子どものプログラミング学習に対する意識調査」をインターネットで実施、計2,706名から回答を得ています。
48.5%が「プログラミング教育必要」
現在文部科学省では、2020年から小学校におけるプログラミング教育の必修化を検討しています。これについて尋ねたところ、48.5%が「必要」と回答しました。
さらに「必要」と答えた人に、その理由を6つの中から選択してもらったところ(複数選択可)、もっとも多くの人が選択したのが「未来のテクノロジーをさらに進化させて欲しい」で、未来を担う子どもたちに対する親の期待が感じられる結果となっています。
ジャストシステムが7月に発表した調査報告によれば、小学校1〜4年制の約1割がプログラミング教室に通っており、プログラミング教育に対する関心の高まりが伺えます。
理想はジョブズ
また今回の調査から、子どもが将来プログラマーやエンジニアになることに賛成している親が、55.4%にのぼることがわかりました。そして理想とする技術者として、松下幸之助氏を抑えて見事1位に選ばれたのが、スティーブ・ジョブズ氏でした。
子どもを対象としたプログラミング教育については、民間企業も高い関心を抱いています。Appleは、プログラミング言語Swiftを子どもが遊びながらiPadで学習できる「Swift Playgrounds」を、iOS10のリリースに合わせて9月14日より無償で配布しています。
Googleもまた、子どもが遊びながらプログラミングを学べるリサーチプロジェクト「Project Blocks」を推進中です。
Source:VSN (PDF)
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