専門家が絶賛!iPhone7の「圧倒的に優れた」ディスプレイ

ディスプレイの検証や品質評価を行なうDisplayMate Technologiesが、iPhone7のディスプレイについて「これまで検証したモバイル液晶ディスプレイの中で、圧倒的に優れた性能」と評価しています。
「最上級の性能」
DisplayMateは発売されたばかりのiPhone7とiPhone6のディスプレイを検証、報告書をまとめ、公開しました。
同社のレイモンド・ソネイラ社長は、
「iPhone7のディスプレイは本当に素晴らしい、最上級の性能であり、iPhone6のディスプレイから大きく性能向上し、進化している。我々がこれまで検証したモバイル液晶ディスプレイの中で、圧倒的に優れた性能であり、多くのディスプレイのパフォーマンス記録を破った」
と、非常に高く評価しています。
2つの色域標準をサポート
具体的にどんな点が優れているかというと、ひとつにはiPhone7のディスプレイが、一般的なsRGB/Rec.709に加え、4K UHDテレビと同じDCI-P3という、2つの色域標準をサポートしている点です。
DisplayMateによれば、この2標準対応は、9.7インチiPad Proで初めて導入されたもので、iPhone7以前のiPhoneを含むすべてのモバイル端末は、sRGB/Rec.709にしか対応していません。
DisplayMateがその性能を絶賛
DisplayMateは、色再現の正確さ、輝度ムラのなさ、階調表現力の優秀さにおいて、iPhone7のディスプレイは「ほぼ完璧」と最高級ともいえる評価をしています。また最大輝度ではスマートフォンで首位、コントラスト比はIPS方式液晶ディスプレイでは首位、反射率はスマートフォンの中では最低など、数々の記録を破り、新記録を樹立しました。
同社が2006年にディスプレイの検証を始めて以来、1項目を除く全項目(ただしこの1項目はすべてのLCDがクリアできない)で、「非常に優れている(Very Good)」「すばらしい(Excellent)」の評価を獲得したディスプレイは、iPhone7を含めごくわずかしかないとのことです。
Source:DisplayMate Technologies via Cult of Mac
(lunatic)