携帯各社、迷惑メール撲滅へタッグ!ユーザーからの申告情報を共有へ
NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクなどの携帯キャリア各社が、迷惑メール撲滅に向けて手を組みました。ユーザーから申告された迷惑メールの情報を10月1日から相互提供する、と発表しています。
ユーザーから申告のあった迷惑メール情報、キャリア間で共有へ
今回、申告のあった迷惑メール情報の共有を開始するのは、NTTドコモ、KDDI、沖縄セルラー、ソフトバンク、ワイモバイル、ディズニーモバイルの各社です。
携帯キャリア各社は、迷惑メールの申告用のメールアドレスを設け、ユーザーから情報提供のあった迷惑メール送信者の利用停止などの措置を取っています。
これまで、各キャリアが独自に管理していた申告情報を相互提供することで、迷惑メールの送信に使われたキャリアが利用停止などの対応が取りやすくなります。
ユーザーから迷惑メールの申告を受けたキャリアは、送信元となっているキャリアに、迷惑メールの件名、本文、送信者・受信者双方のアドレス、本文を提供します。
各社の申告用アドレスはこちら。アドレス帳に登録すると便利!
携帯大手キャリア3社が、自社ユーザー向けに設置している迷惑メール申告用アドレスは以下のとおりです。アドレス帳に「迷惑メール報告先」などの名前で登録しておくと便利です。
- NTTドコモ: imode-meiwaku@nttdocomo.co.jp
- KDDI(au): au-meiwaku@kddi.com
- ソフトバンク: a@b.c
詳細な利用方法などは、各社のWebサイトで紹介されていますので、ご確認をお願いします。
- NTTドコモ 案内ページ
- KDDI(au) 案内ページ
- ソフトバンク 案内ページ
- ワイモバイル 案内ページ
- ディズニーモバイル 案内ページ
迷惑メールによる被害を防ぐためのユーザー意識も重要
私たちユーザーは、迷惑メールによる被害を防ぐために、キャリアの提供するフィルターサービスの活用や、推測されにくいメールアドレスを使う、身に覚えのないメールは無視するなどの対策による自衛が必要です。
すでにiPhoneでは最新のiOSで脆弱性は対応済みですが、不審なメールにあるリンクをクリックすると甚大な被害を招くこともありますので、注意しましょう。
Source:ケータイwatch
(hato)