AppleのCareKit、医療機関や自治体が歓迎。日本の医療の現状にマッチ

    CareKit

    CareKit
     
    Appleが提供するCareKitが、日本の医療の現場で、地域医療のハブを担う存在として受け入れられている、と日経デジタルヘルスが伝えています。

    アプリ開発のハードル下げるCareKit

    今年4月から提供が開始されたCareKitは、Appleが提供するアプリ開発のプラットフォームです。
     
    CareKit
     
    豊富なテンプレートが用意されたCareKitを使うことで、患者が服薬やリハビリなどの行動や症状を記録し、分かりやすく分析、医師や家族と簡単に共有可能な、患者と医療機関・地域・家族をつなぐハブとなるアプリを、医療機関や地方自治体も開発しやすくなります。
     
    先行して公開された研究機関向けプラットフォームのResearchKitでは、日本でも順天堂大学などがアプリを開発・提供しているほか、製薬大手のグラクソ・スミスクラインが新薬開発に活用するなど、活用が広がっています。

    Appleに「まさにこれが欲しかった」の声

    Apple日本法人には、CareKitについて医療機関や自治体から「まさにこれが欲しかった」との声が多く寄せられており、病院から地域・在宅へとシフトする日本の医療の現状にマッチした存在として歓迎されているそうです。
     
    日本でも、CareKitを活用したアプリと活用事例が近いうちに登場する予定で、高齢化の進む日本社会でCareKitが広く活用されることに期待できそうです。
     
     
    Source:日経デジタルヘルス
    (hato)

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    この記事を書いた人

    2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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