Apple、店舗従業員の役職を新設、新たな行動理念も発表!

Apple 小売部門 従業員

Apple 小売部門 従業員
 
Appleは、小売部門従業員全員を対象としたミーティングを開催し、役職の新設や名称変更のほか、新たな行動理念を発表しています。

Apple Storeから「Store」が消えたのと同じ方針

今週末に開催されたミーティングでの発表内容を、複数の店舗関係者からの情報としてMac Rumorsが伝えています。
 
Appleは、2015年後半以降にオープンした店舗は、先日サンフランシスコにオープンしたApple Union Squareのように新しいデザイン方針で作られており、そういった店舗が30以上ある、と発表しています。
 
サンフランシスコ市ユニオンスクエアのApple Store
 
先日、世界のApple Storeの名称から「Store」が消えましたが、この変更もこうした方針を踏まえたものと考えられます。

小売部門従業員の役職新設と名称変更

小売店舗従業員には、3つの役職が新設されています。
 

  • プロ(Pro):Expertの上に立つ販売担当。Appleの製品やサービスについて最高の知識を持つ。
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  • クリエイティブ・プロ(Creative Pro):Creativeの上の職。Appleの製品やサービスについて最高の知識を持つ。
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  • テクニカル・エキスパート(Technical Expert):テクニカル・スペシャリスト(Technical Specialist)とジーニアス(Genius)の中間のカスタマーサポート職。これまでジーニアスに限定されていた携帯端末の修理、ソフトウェアのトラブルシューティングを担当。待ち時間の短縮を支援。

 
このほか、既存の職名の変更も行われています。
 

  • Red Zone Specialist → Specialist
  • Family Room Specialist → Technical Specialist
  • Business Specialist → Business Expert
  • Back-of-House Specialist → Operations Specialist
  • Inventory Specialist → Operations Pro

 
店舗の在庫などを保管するスペースは「バックステージ(Backstage)」、在庫管理や管理部門スタッフが働くスペースが「レッドゾーン(Red Zone)」、そして顧客への販売を行うスペースが「プロダクトゾーン(Product Zone)」と店内スペースの名称も変更されています。

小売部門の行動理念を更新

Appleは、小売部門従業員の行動理念を更新しています。
 

人々の生活を豊かに
 
私たちは、人々の生活を豊かにするためにここにいます。
夢を見る人が、実行する人になるのを助けるため、
情熱が人類の可能性を広げるのを助けるため、
私たちにとって最善を尽くすために。
 
私たちのベスト
 
私たちは、取る以上に与えます。
地球から、周囲にいる人々へ。
私たちは、誰もが歓迎されていると感じる場所となります。
 
私たちは、違いから強さを描きます。
背景から、コラボレーションと討論に向けた視野へ。
私たちは、オープンです。
 
私たちは、期待を再定義します。
最初に私たち自身の、そして世界の。
なぜなら、私たちは少しおかしいから。
なぜなら、「これで十分」ではないから。
なぜなら、私たちの行動が、私たちが何者であるかを物語るから。
 
私たちは勇気を見つける。
試行錯誤し、学んで成長し、次を見つける。
想像できないものを創造する。
そして、明日もそれを繰り返す。
 
私たちの中心
 
魂が人であると信じています。
人は互いを認め合える。
人は、一歩抜け出してこそスポットライトを浴びられること。
人が、世界を前より良いものにするために働くこと。
人は、生活を豊かにするために生きること。

 
 
Source:Mac Rumors
(hato)

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この記事を書いた人

2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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