Apple Storeの名称から「Store」が消滅!背景にAppleの方針変更か?

Appleが、直営店の名称から「Store」を取り除いていることがわかりました。公式サイトに掲載されている日本国内の店舗名称も「Apple Store表参道」から「Apple表参道」のように変更されており、店舗の位置づけの変更が考えられます。
Apple Storeの名称から消えた「Store」
Apple Storeとして親しまれてきたApple直営店の名称から、「Store」が消えている、と米MacRumorsが報じています。上が変更前、下が変更後のWebページです。
「Store」のつかない店舗名称は、先日サンフランシスコにオープンした基幹店舗「Apple Union Square」で開始されていました。同店舗は、コミュニティのように使えるスペースを広く設けているのが特徴です。
今回の変更から、Appleが店舗を単なる販売の場ではなく、参加型ワークショップなどの体験の場としての位置づけに変更しようという方針があると考えられます。
日本国内の店舗名は変更途上?
日本国内の店舗名を確認したところ、店舗情報のページで「Apple Store表参道」から「Apple表参道」のように変更されているものの、画像部分には「Apple Store表参道」の表記が残っているなど、変更が進行中であることをうかがわせます。

画像には「Apple Store, Omotesando」の表記が残る
日曜日には従業員対象のミーティングを予定
MacRumorsによると、Appleは最近、店舗従業員に向けて、直営店とオンラインストアの名称から「Store」を外していく方針を知らせていた、とのことです。
また、9to5Macによると、今週末の日曜日に直営店の従業員を対象としたミーティングが予定されており、何らかの方針が説明される可能性もあります。
Hearing that there is a big deal Apple Retail Store meeting Sunday. Details coming soon to @9to5mac #credo
— Seth Weintraub (@llsethj) 2016年8月17日