アップルが歌詞のキュレーターを募集中!―iOS10からApple Music上で歌詞表示
iOS10からApple Musicでの楽曲再生中に歌詞が表示されるようになることに合わせ、アップルが歌詞のキュレーターを募集していることが分かりました。
音楽分野でキュレーションできる人材を募集!
募集要項では、「コンテンツに対して可能なかぎり最高のユーザーエクスペリエンスを維持」できる人物であることが条件付けられているほか、音楽や歌詞についての深い造詣、テクノロジーに対する情熱、関連する職種で5年以上の経験などが求められています。
募集している役職は、キュレーター・マネージャー職と通常のキュレーター職ですが、後者であれば英語以外にイタリア語、ポルトガル語、中国語、ドイツ語、スペイン語に堪能な人材も受け付けており、このことからマルチリンガルに歌詞の翻訳を行なっていくのではないか、とニュースサイトMacRumorsは示唆しています。
この他にもアップルは、「正確で素早い歌詞の筆写」「最高クラスのライティング・スキル」なども要求しており、かなりハードルが高そうですが、腕に覚えのある方はチャレンジしてみるのも良さそうです。
アップルがどの程度翻訳業務にタッチするのか
「過去最大級のアップデート」とも言われるiOS10では、Apple Musicで視聴できる大半の楽曲に歌詞がオプション表示されます(新曲などは例外あり)。
ただし、Apple Musicが日本だけでも数百万もの楽曲を提供していることを思えば、ベースとしては専門の業者や音楽レーベルから歌詞を提供してもらうと考えるのが自然なため、翻訳をどの程度までアップルが自前で行うかどうかは不明です。
Source:MacRumors
(kihachi)