【まとめ】iOS10ベータ5での変更点と修正点
現地時間9日、開発者向けおよびパブリックテスター向けにiOS10ベータ5(パブリックテスター向けはパブリックベータ4、内容は同じ)がリリースされました。米メディアMacRumorsおよびidownloadblogが、ベータ5におけるiOS10の細かい変更や追加をまとめていますので、ご紹介します。
iOS10ベータ5の変更まとめ
今回のアップデートでは、次のような機能追加、変更が行われています。
ロック音
iPhoneをロックする時の音が、ドアが閉まるような音に変更されました。
スマートバッテリーケース問題
Appleが販売している純正のバッテリーケースが、これまでのベータ版ではiPhone6および6sで動作しないという問題がありましたが、これが解消されました。
写真機能の見直し
iOS10では写真に写っている人の顔を認識する機能が追加されます。ベータ5ではこの機能が再処理され、これまでのベータ版で蓄積された顔データはすべてリセットされました。
コントロールセンターのサウンド出力UIの変更
コントロールセンターやMusicアプリなどの、サウンド出力先を設定するためのユーザーインタフェース(UI)が変更されました。今までのヘッドフォンから、音波をイメージさせる輪と三角形のアイコンに変わっています(トップ写真参照)。
設定
設定にあった「ホーム」セクションがiPhoneからはなくなりました。ただしiPadではそのまま残っています。
ウィジェット
ベータ4で追加された、ロック画面の右スワイプで表示されるウィジェット パネルが、Appleのウィジェットなら明るい背景、サードパーティー製なら暗い背景と区別できるようになりました。またウィジェットパネルをどのデバイスで開いても、日付が表示されるようになりました。
Touch ID
これまでiPhone やiPadを再起動すると、アプリをTouch ID で購入するには、Apple IDのパスワードを再入力する必要がありました。しかしベータ5ではこの再入力をしなくても、無料有料問わず、アプリがApp Storeからダウンロードできるようです。
Apple TV
これまでのベータ版ではバグのため、iPhone、iPad、iPod touchの「タップ」で、Apple TVの設定が行えませんでしたが、この問題が修正されました。
Source:MacRumors,idownloadblog
(lunatic)