新しくなったiPhone向けApple TVリモートアプリがリリース
Appleは現地時間1日、iPhone向けのApple TVリモートアプリをアップデートし、一般向けにリリースしました。第4世代Apple TVおよび以前のモデルをリモート操作するためのアプリです。
Siriリモコンと同じように使える新アプリ
新リモートアプリは6月の世界開発者会議(WWDC)で開発者向けに公開されたものです。Bluetooth経由でApple TVに接続し、Siriで音声操作できるようになっています。
基本的なキーのデザインは、Apple TVに付属するSiriリモコンと似せてあり、同じような感覚で操作できるという点で、以前のアプリと比べ大幅に操作性が向上しました。
例えば映画や音楽を再生する場合、画面上に現在再生しているコンテンツのビューと、メニューおよびSiriボタンが表示されるようになり、巻き戻しや早送り、音量調整が簡単に行えるようになっています。
ゲームコントローラとしても利用可
パスワードやユーザー名などのテキスト入力は、アプリの場合自動的にキーボードが表示されるので、Siriリモコンよりも簡単です。そしてSiriによる音声操作にも完全に対応しています。またApple TVでゲームをプレイする時のコントローラとしても、iPhoneを使うことができるようになりました。
新しいApple TVリモートアプリを使うには、iOS9.3.2以降のiOS、またApple TV側にはtvOS9.2.2が必要です。現行の第4世代Apple TVだけでなく、Apple TV 2とApple TV 3でも使用可能です。新リモートアプリはApp Storeから無料でダウンロードできます。
Source:MacRumors
(lunatic)