「ポケモンGO」ブームでアップルが3,000億円儲かるワケ

Pokémon GO

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とどまるところを知らない「ポケモンGO」人気ですが、この影で爆発的な利益を得ている企業がいます。プラットフォームを提供しているアップルです。

プラットフォームを提供して3,000億円!

以前Spotifyがアップルを非難した際にも話題となりましたがアップルはApp Storeで公開されているアプリ内で課金が行われた場合、アプリを提供している側に対して30%の手数料を課すことが出来ます。
 
フィナンシャル・アナリストのLaura Martin氏によると、この仕組みでアップルは次の12~24ヶ月で、およそ30億ドル(約3,000億円)の利益を手にする見込みです。同氏によれば、iOSデバイスを使っているユーザーはAndroidユーザーよりも「一般的に裕福」なため、ゲーム全体に占める課金ユーザーのうち、実に80%がiOSデバイス経由とのことです。

課金ゲームでは完全に独走状態

ポケモンGO」では、ポケモンを捕まえられるモンスターボールや、おびき出すことができるお香などを、ゲーム内で購入することも可能です。
 
ポケモンGO ポケゴー 紅白ボール フリー
 
そのため、いち早く多くのポケモンをゲットしたいユーザーが、こぞって課金を行なっているのですが、その額たるや凄まじいレベルで、Slice Intelligenceは「全米すべての課金ゲームのうち、7月10日時点で総課金額の47%を『ポケモンGO』が占めている」と、驚きの調査結果を発表しています。
 
先述したMartin氏も、過去6ヶ月以内に未課金だったユーザーのうち、「ポケモンGO」に限っては、そのうちの53%が課金済だと述べています。ここまで爆発的なブームが起きると、逆に反動が怖くなってしまいますが、まだローンチされてもいない日本は、流行り廃り以前の問題なのが悲しいところですね。
 
 
Source:CNET
(kihachi)

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この記事を書いた人

丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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