iPhone7に搭載のA10プロセッサ、iPhone6sのA9より18%速い!

iphone7 a10
 
「iPhone7」に搭載されるであろう「A10」プロセッサは、iPhone6sの「A9」プロセッサより約18%高速化していることが分かりました。

iPhone7に搭載の「A10」はiPhone6sの「A9」から18%高速化

「A10」プロセッサはデュアルコアで、最終テスト段階に入っている、とお伝えしましたが、ベンチマークテストのスコアが明らかとなりました。
 
Techtasticが公開した「GeekBench 3」によるベンチマークテストスコアによると「A10」プロセッサのスコアは3,000で、iPhone6sやiPhone SEに搭載されている「A9」の2,519から約18%速く、iPhone6に搭載の「A8」からは約86%速くなっています。
 
なお、「A10」のスコアは、iPad Proに搭載されている「A9X」の3,010とほぼ同等のスコアです。

ストレージやバッテリー容量に次ぐ、心臓部のスペック情報

今秋の発売が見込まれるiPhone7のスペックに関する情報は、ストレージの最低容量が16GBから32GBに引き上げられるといった報道や、バッテリー容量が約15%引き上げられる、との報道が続いていますが、心臓部であるA10プロセッサの具体的な性能の情報も流れ始めました。
 
なお、iPhone6s発売直後、A9プロセッサについてサムスン製とTSMC製でバッテリの元が違う「チップゲート」問題が騒ぎになったものの、テストの結果、大きな差はないとの結論に至りました。しかし、A10プロセッサについては、台湾のTSMCが独占受注したと見られています。
 
あと2か月ほどで明らかになる「iPhone7」が、どこまで高性能化するか、楽しみになりますね。
 
 
Source:Techtastic
(hato)

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この記事を書いた人

2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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