「Pokémon GO」、米モバイルゲームで史上最大のヒット作に!!

    Pokémon GO

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    アメリカなどで先行リリースされ、大人気となっている任天堂の「Pokémon GO」が、アメリカのモバイルゲーム史上最大のヒット作となったことがわかりました。
     
    Pokémon GOは、アメリカでリリース後24時間以内に今年の人気ゲーム「Slither.io」と「Clash Royale」を抜き去り、日間アクティブユーザーベースで2016年最大のヒット作となりました。

    Google Mapsにも肉薄

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    さらにリリースから3日でTwitterのアクティブユーザー数を抜き、App Storeの売り上げチャートでトップに上り詰めています。
     
    現地時間12日の時点で、米国におけるPokémon GOの日間アクティブユーザー数は2,100万人弱となり、大人気ゲーム「Candy Crush」が達成したとされる2,000万人の記録を上回りました(Candy Crushはそのピーク時には9,300万人のアクティブユーザー数を獲得したと報じられていますが、この数字は世界すべての国々・すべての端末を含んでいるとのことです)。
     
    Twitterを抜いた現在、Pokémon GOは日間アクティブユーザー数(Androidベース)で、Snapchat、そしてGoogle Mapsにも迫る勢いです。
     
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    大成功を宣言するのは時期尚早

    しかしSurveyMonkeyは、Pokémon GOがビジネスとして成功したと宣言するのはまだ早い、と警告しています。ひとつには先日もお伝えしたように、同ゲームアプリが売れても、任天堂が得られる利益は少ないからです。
     
    また滑り出しが好調なゲームがそのペースを維持しないケースも少なくありません。2012年にリリースされた「Draw Something」は出だしこそ人気を集めたものの、数週間で世間の関心はフェイドアウトしました。任天堂の初のモバイルアプリ「Miitomo」も同様の運命をたどっています。
     
    Pokémon GOが新規ユーザーを継続ユーザーへと転換できるかどうかが、ビジネスとして成功するかどうかの鍵を握っています。
     
     
    Source:SurveyMonkey
    (lunatic)

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    この記事を書いた人

    元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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