アップル、iBooks訴訟の賠償金支払いをスタート~合計420億円

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    アップルが手掛ける電子書籍(iBooks)が独占禁止法に抵触しているとして、ユーザーへの賠償金の支払いを命じるの判決が下された件で、同社が4億ドル(約420億円)の支払いを火曜日より順に開始しているようです。

    420億円の支払いを開始

    原告の法律事務所Hagens Bermanは21日、火曜日からアップルはStore Creditか小切手形式で対象となるiBooksユーザーに向けて、4億ドル(約420億円)の賠償金支払いを開始していることについて明らかにしました。
     
    独占禁止法にあたるとされたのは、アップルがAmazonに対抗する形で、HarperCollins、Simon and Schuster、Hachette Book Group、Macmillan、Penguinの大手出版社5社と協力、アップルが彼らから3割のマージンを受け取る代わりに、出版社が価格を操作出来る代理店契約を結んだというものです。
     
    アップルはiBooksを導入してから電子書籍の価格はむしろ下がったと主張していましたが認められませんでした。

    該当するユーザーは以下のとおり

    該当するiBooksの購入者は上述の出版社の作品を2010年4月1日から2012年5月21日までに購入したユーザーで、その本がNew York Timesのベストセラーであった場合は1冊につき6.93ドル(約730円)、それ以外の場合は1冊につき1.57ドル(165円)を受け取ることになります。
     
     
    Source:TIMES
    (kihachi)

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    丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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