Appleが電力小売業の子会社を設立!噂の電気自動車開発との関係も?

    Apple iPhone 新本社

    Apple iPhone 新本社

     
    Appleが、電力小売業の子会社を設立していたことがわかりました。自社の太陽光発電システムで発電した余剰電力を販売可能となります。噂されている電気自動車との関係も考えられます。

    Appleが電力販売の子会社設立!

    Appleは、新本社「Apple Campus2」をはじめ、太陽光発電の活用に熱心なことで知られます。
     
    そんなAppleが、子会社「Apple Energy」を設立し、自社で発電した電力を全米で一般向け販売に進出しようとしていることが、登記情報や当局への届け出から判明しました。
     
    Apple Energy
     
    「Apple Energy」の登記上の所在地は、Apple本社と同じクパチーノ市となっています。
     
    Appleは、太陽光発電などの再生可能エネルギーで自社のデータセンターApple Storeで使う電力をまかなっていますが、データセンターは24時間電気供給が必要なのに対し、店舗は営業時間外の消費電力は少なくて済むため、余剰電力が発生します。
     
    Apple Energy
     
    アメリカでは、自社設備で発電した余剰電力の販売先は、電力会社に卸売価格で販売することが定められていますが、Appleは電力会社を自前で設立することで、一般向けに市場価格で販売が可能となります。

    電気自動車用の充電ステーションに供給?

    Appleが電力販売に進出する時期やその内容など、詳細は不明なままです。
     
    しかし、噂されている自動車開発に関連して、電気自動車用充電装置関連の人材を引き抜くなどの動きがあったことから考えて、充電ステーションに供給する電力も自前でまかなおうとしているのかも知れません。

     
     
    Source:9to5Mac
    (hato)

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    この記事を書いた人

    2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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