プロ直伝!iPhoneの「圏外」が直らないときの解決方法


例えば家の引っ越しなど、iPhoneを使う環境が変わったときに、iPhoneがいつも圏外で、電話もメールもネットもできない!という状況になる場合があります。
iPhoneが圏外になる理由は、その場所に電波が来ていないためで、家の外ならつながるけど、家の中では圏外になってしまう…という場合は、建物のつくりや基地局の位置などの理由で、電波が家の中まで届いていないのです。
そこで、キャリアのサポートセンターから教わった、iPhoneの圏外を改善する方法をご紹介します。
iPhoneの圏外を改善する設定手順
1
「設定」→「モバイルデータ通信」の順にタップ

2
「モバイルデータ通信のオプション」をタップ

3
「4Gをオンにする」をタップ

4
「オフ」をタップ

なぜこの設定で改善されるのかというと、4G回線よりも3G回線の方が対応エリアが圧倒的に広いためです。4G回線では電波が室内に届いていなくても、3G回線なら届いている、という場合があるので、この設定を試す価値は大いにあります。
また、ネットの利用にWi-Fi接続が使える場合は、STEP4の設定を「オフ」ではなく、「データ通信のみ」に設定するのも有効です。その場合、電話は3G回線を利用し、ネットは室内ではWi-Fi、外では4G回線を使ってくれます。
各キャリアのサポートに相談しよう
実は筆者も、引っ越し先の室内に電波が来ておらず、電話が一切できない状況になっていました。いろいろと調べても解決策が見つからず、困り果ててサポートに問い合わせたところ、今回の方法を教えてもらいました。
実際、現在も室内では4Gがほとんど届いていないため、上記の設定を行うとこのように電波表示がかわります。


3G回線にしても、アンテナは2本しか立たないのですが、電話は問題なくできるようになったので、iPhoneで室内での電話ができなくて困っている人は、試してみてください。
また、キャリアごとにモデムのレンタルなどのサポートも行っているので、上記の方法で解決しなかった場合も問い合わせてみることをオススメします。
一時的につながらない場合は、機内モードの切り替えで直ることも
ここまで、特定の場所で常に電波が来ない場合の改善策を紹介しましたが、一時的につながりづらい場合や、それまでは正常だったのに突然圏外になってしまった場合は、一時的な回線トラブルやiPhone側の不具合や故障も考えられます。
電車の中や地下などでつながらないときの改善策としてよく知られているのが、機内モードのオン/オフ切り替えです。機内モードをオフにしたあと、もう1度オンにするときに電波を探しなおすため、何もせず待っているよりも早く電波をつかめることがあります。
機内モードの切り替えかた
コントロールセンターから切り替える方法が簡単です。
1
コントロールセンターを表示する
2
飛行機のマークをタップする
あくまで一時的な対処法なので、どうしてもつながらなくておかしい!家でも外でも圏外になる!という場合はAppleのサポートなども確認してみましょう。