ニューヨーク五番街のApple Store、拡大を計画も高額賃料が問題に

ニューヨーク五番街のアップルストア

ニューヨーク五番街のアップルストア

 
Appleは、ニューヨーク五番街のApple Storeの拡張を計画しているものの、高額な賃料がネックになっている模様です。

象徴的存在のApple Store五番街

高級ブランドの店舗などが軒を並べるニューヨーク五番街のApple Storeは、ガラス張りの立方体が特徴的な、Appleの象徴とも言える旗艦店舗です。
 
Appleは、営業好調な五番街のApple Storeの売り場面積を拡大したいと考えているものの、高騰する賃料ゆえに交渉がまとまっていない、とニューヨークポスト紙が報じています。

拡大を計画も、高額な賃料がネックに

image
 
ニューヨーク五番街のGMビル地下にあるApple Storeは、リフレッシュが計画されており、工事期間中は、撤退した玩具店FAOシュワルツの跡地61,000平方フィート(約1,714坪)の全てまたは一部を、仮設店舗として間借りする計画のようです。
 
しかし、賃料が問題となっています。
 
世界でも有数の注目度を誇る五番街の賃料の相場は、1平方フィート(約0.03坪)あたり2,700ドル〜4,450ドル(約30万円〜50万円)で、1坪あたりおよそ100万円〜150万円と、ニューヨーク市内の中でも高額です。
 
Appleが借りようとしている店舗の面積は13,000平方フィート(約365坪)で、単純に計算すると賃料は3,500万ドル〜5,785万ドル(38億円〜63億円)と、とんでもない金額になるため、巨額の現金を持つさすがのAppleも、二の足を踏んでいるようです。

サンフランシスコの新店舗はApple Carも展示?

サンフランシスコのユニオンスクエアに開店したばかりのApple Storeは、今後の店舗デザインの新基準と位置付けられています。
 
大きく開く巨大なガラスドアは開発が噂される自動車「Apple Car」のショールームとして使われるのではないか、とも見られています。
 
五番街のApple Storeのリニューアル完了がいつになるか不明ですが、その姿を見るのが今から楽しみです。
 
 
Source:New York Post
(hato)

この記事がお役に立ったらシェアお願いします

この記事を書いた人

2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

特集

目次