iPhone7 Plusのデュアルカメラは1,200万画素のレンズが2基搭載か

iphone7 バッテリー

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iPhone7シリーズに搭載されるデュアルカメラは、1,200万画素のレンズセットが2基搭載されることとなりそうです。

1,200万画素のレンズセットが2基

Citi Researchはレポートのなかで、今秋に発表が予定されている5.5インチのiPhone7(iPhone7 Plus)はデュアルカメラになるとともに、1,200万画素のレンズセットが2つ搭載されるとの見通しを発表しました。片方が従来のiPhone同様に5枚構成のレンズ、もう片方が6枚構成となっており、性質・性能の異なる2つのレンズが搭載されることとなりそうです。
 
デュアルカメラは、すでにHuaweiの「P9」やLGの「G5」などに搭載されており、2016年度のトレンドとして高い評価を得ています。
 
Huawei_P9
 
しかし「P9」の場合は、ともに1,200万画素ながら片方がRGBセンサーの通常レンズ、もう片方がモノクロームセンサー搭載のレンズとなっている一方、「G5」の場合は、片方が1600万画素の通常レンズ、もう片方が800万画素の広角レンズとなっているなど、組み合わせや仕様はメーカーによって異なります。それだけにiPhone7 Plusが一体デュアルカメラでどのようなことを可能にしてくれるのか、期待が高まります。

気になるソニーの動向は?

またCiti Researchは、iPhone7 Plusのデュアルカメラモジュールを請け負うとみられているソニーが熊本地震で被害を被った件について、6月中旬までに生産施設を回復するか、中国工場をうまく活用できれば、カメラの需要に応えられるとみています。
 
先ほどお伝えした野村證券のレポートでは、ソニーは地震のほか採算が合わないことなどから生産を見送る可能性があるとされていました。とはいえ、Citiも野村證券も当面はLG(LG Innotek)が主要サプライヤーを引き受けるとの見方では一致しています。
 
 
Source:Barron’s
(kihachi)

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丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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