Apple、iTunesの「楽曲削除」問題調査にエンジニア2人をユーザー宅に派遣!

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楽曲が削除されてしまう問題が解決されたiTunesの公開に先立ち、Appleは2人のエンジニアをユーザーの自宅に派遣し、問題の解決を試みていました。

問題を指摘していたブロガー宅にAppleから2人のエンジニアが訪問

iTunes自動的に楽曲を削除してしまう不具合は、先日公開されたiTunes12.4で修復されました。これに先立ち、ブログで問題を指摘していたユーザーの自宅に、Appleが二人のエンジニアを派遣していたことが分かりました。
 
エンジニアの訪問を受けたのは、iTunesから122GBぶんの楽曲データが消えてしまったJames Pinkstone氏です。同氏によると、トムとエズラという2人のエンジニアが土曜日をほぼ丸々使って、Pinkstone氏のノートパソコンに外付けハードディスクを接続、特別版のiTunesを使い、Apple本社の技術者たちと頻繁に連絡を取りながら問題を調査し、データの復旧を試みていたとのことです。
 
また、日曜日にはトムが再びPinkstone氏宅を訪問し、操作データを収集したとのことです。

iTunes12.4ではサイドバーが復活、使いやすい画面に

ニュースメディア9to5Macは、iTunes12.4の適用によりPinkstone氏の楽曲データが復元されたかは不明ながら、Appleは楽曲の自動削除問題を重く受け止め、再発防止に力を注いでいる、としています。
 
iTunes12.4では、楽曲削除問題が解決されたほか、サイドバーの常時表示が復活し、操作画面が使いやすくリニューアルされています。
 
 
Source:Vellum, 9to5Mac
(hato)

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この記事を書いた人

2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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