アップル、オンラインストア上に「アクセシビリティ」を追加―11製品が新登場
アップルは5日、オンラインストアのアクセサリーコーナーに「アクセシビリティ」を新たに追加し、身体障がい者向けに11製品を追加しました。実装に関しては以前から噂として伝えられていました。
サードパーティ製の11製品が登場
オンラインストア上で新たに追加された「アクセシビリティ」では、カテゴリーが「視覚」「身体機能」「学習と読み書き」の3つに細分化されており、それぞれ身体障がい者をサポートする製品が合計で11製品紹介されています。
例えば、「AbleNet Hitchコンピュータスイッチインターフェイス(税別:15,100円)」は、マウスやキーボードを使うことなしに接続されたスイッチとジョイスティックでMacを操作することが可能です。
また「AbleNet Pillow Switch(税別:20,000円)」では、別売りの「AbleNet Hook+ Switch Interface(税別:35,000円)」と組み合わせることで、柔らかいパッドを通して頭や頬でのiPhone操作ができます。
現在は身体障がい者をサポートする組織から好評を得ているアクセサリーが並んでおり、今後もアップルは同セクションを拡充していくものと思われます。先日も自閉症を患っている少年がこういったアクセサリーを通してiPadを操作するドキュメンタリーが公開され話題となりましたが、ユーザーインターフェイスやユーザーアクセシビリティの体験向上に力を入れているアップルならではの取り組みと言えますね。
Source:Apple,9to5Mac
(kihachi)