アップル、Windows向けQuickTimeのサポート終了を公式サイトで宣言

    quicktime apple

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    米国土安全保障省の唐突なアンインストール推奨によって、アップルのWindows向けメディアプレイヤー「QuickTime for Windows(以下:QuickTime)」のサポートが終了していたことが発覚しましたが、その後アップルが公式にサポートページで同ソフトウェアのサポート終了を明らかにしていたことが分かりました。

    突然降って湧いた「QuickTime」のサポート終了

    2種類の致命的な脆弱性が発見されているのにもかかわらず、アップルは「QuickTime」に対して新たなアップデートはしないとする、トレンドマイクロと米国土安全保障省のレポートによってはじめて、同社が「QuickTime」のサポートを終了して「いるらしい」ことが後付けで発覚したという事件は先日お伝えしたとおりです。
     
    その後、米メディアThe Wall Street Journalによってアップルからの裏付けがとれ、同社がアンインストール方法をサイト内に掲載していたのは決してたまたまではなく、実際に同ソフトウェアのサポートを終了していたことが分かりました。

    新たに追加されたサポート終了宣言

    そして今回、ニュースサイトAppleちゃんねるが伝えたところによると、アップルは4月22日新たに、公式サポートページ内でも「QuickTime」のサポートを終了していることを新たに公表したとのことです。実際に該当ページへ訪れてみると、下記の文言が追加されていることが確認できます。
     

    Apple では、QuickTime 7 for Windows のサポートを終了いたしました。2009 年以降の新しいバージョンの Windows には、H.264 および AAC など、QuickTime 7 に対応した主要メディアフォーマットのサポートが組み込まれています。現行の Windows Web ブラウザはすべて、ブラウザプラグインがなくてもビデオ再生に対応しています。Windows パソコンで QuickTime 7 が不要になった場合は、こちらの記事の手順にそって、QuickTime 7 for Windows をアンインストールしてください。

     
    サポート終了の理由としては、独自プラグインなしでもWindowsで再生できるようになったことゆえの不必要性といったところでしょうか。一昔前はiTunesと渾然一体の存在だったためアンインストールも難儀した記憶がありますが、現在はWindowsのコントロールパネルから容易に削除が可能です。
     
     
    Source:Apple, Appleちゃんねる
    (kihachi)

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    この記事を書いた人

    丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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