格安SIMのU-mobileが、即日MNP拠点を4月中に150店舗以上に拡大

現在、格安SIMサービスは日本全国で約200展開されており、ユーザー獲得競争が激化しています。
当然、各社はユーザーがより自社のサービスを使用してくれるような仕組みづくりや料金設定を作りこんでいますが、ユーザーとして、格安SIMをメイン回線として乗り換える際に最も気になることの1つは、実店舗が少ないことではないでしょうか。
この点を解決するため、格安SIMのU-mobileを展開しているU-NEXTは、音声プランへのMNP転入手続きの即日引き渡しが可能な「MNPセンター」を、パートナー企業が運営する店舗内に開設し、4月末日時点で150か所以上の設置が完了すると発表しています。
格安SIMへの移行障壁も徐々になくなりつつある
格安SIMサービスは、大手キャリアの料金設定と比較して安価で、最近ではモバイルへの関心が高い層を中心に高い人気を誇っています。
ただし、移行障壁として実店舗が少ない点や、MNP転入にかかる時間がネックとなっていました。
U-NEXTでもこの課題は同様で、申込み完了からSIMカードがユーザーの手元に届くまで、最短でも3日以上時間がかかってしまっており、申込み完了からSIMカードが届くまでのあいだ、携帯端末が使用できませんでした。これはユーザーにとって大きなストレスです。
この問題を解決するため、U-NEXTは150か所以上のMNP拠点「MNPセンター」を4月末日までに整備するとしています。
■「MNPセンター」追加設置店舗
▼家電量販店
・ヤマダ電機 12店舗 ・ノジマ 18店舗
・ケーズデンキ 60店舗(デンコードー)
▼携帯併売店(スマホショップ)
・イーブーム 2店舗 ・エコたん 2店舗 ・パワーポケットショップ 2店舗
・Superダ・カーポ 4店舗 ・おしゃべり館 4店舗 ・テレワールド 9店舗
・もしもしモンキー 4店舗
発表時点で設置済みの店舗数は35店舗でしたので、これが実現すれば大幅なサービス改善となりそうです。
MNP即日開通を目的とした、格安SIMサービスの実店舗は各社が導入し始めており、有名なところでは楽天モバイルが各地に拠点をオープンしています。
Source:U-NEXT
(クロス)