格安スマホ利用者の月額平均はスマホ平均月額の3分の1!ガラケーより安い結果に
大手キャリアと契約するケースと比較して、割安な料金設定で人気を集める格安SIMですが、その利用月額の平均や、大手キャリアの利用月額の平均などをまとめた、MM総研のレポートが公開されています。
スマホ利用者の3人に1人が新料金プラン適用
MM総研の調査によりますと、大手キャリアが2014年6月以降にそれぞれ開始した、音声通話定額やデータ通信量の多段階選択と、家族間でのシェアやギフトを打ち出した新料金プランへの加入状況は、フィーチャーフォン利用者の加入率は7.2%、スマートフォン利用者の加入率は30.6%となりました。
月額利用料金はフィーチャーフォンが3,260円、スマートフォンが6,283円と、スマートフォンユーザーはフィーチャーフォンユーザーの約2倍の月額利用料金を支払っていることが分かっています。
最近では、大手キャリアの通信回線を間借りし、割安な料金プランを提供するMVNOも多く出てきていますが、そうしたMVNO事業者がリリースしている格安SIMを利用しているユーザーは、フィーチャーフォンユーザーの月額利用料金よりも安い2,072円を支払っていることも判明しています(音声通話対応、音声通話非対応の場合は1,552円)。
格安SIMの多くは、大手キャリアが提供する新料金プランのような通話定額に対応していないため、1週間の通話時間はフィーチャーフォンが19.9分、スマートフォンが23.5分に対し、MVNOは5.9分とかなり少ない結果になっています。
スマートフォン利用者の月間平均通信量は4.31GB
MM総研が、大手キャリアのスマートフォン利用者を対象に、各キャリアのデータ通信量を確認できるサイトを案内し、前月のデータ通信容量を質問したところ、平均データ通信量は4.31GB、中央値は3GBとなりました。
その内訳は「~1GB以下」が19.6%、「~2GB以下」が21.4%、「~3GB以下」が13.3%となり、約54%のユーザーが3GB以下の通信量となっています。
Source:MM総研
(クロス)