アップル、iPhone内の写真を盗み見ることが出来るiOS9.3.1のバグに緊急対処

ios バグ

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パスワードを入力せずとも写真が閲覧できてしまうiOS9.3.1のバグが5日、修正されたことが分かりました。

Siriを起動し盗み見可能なバグに対応

Siriを起動することで、パスワードやTouch IDによる認証を回避して写真や連絡先が閲覧出来てしまうバグを先日お伝えしたばかりですが、同件についてただちに修正がなされたことが判明しました。iOSのアップデートによるものではなく、サーバーサイドで制御を行うことで解決できる類の問題であったようです。
 
これによって、Siriをロックスクリーンから起動しTwitterのメールアドレスを検索させる、といった「抜け道」は今後使えなくなります。

イタチごっこのようなバグ騒動

この手のバグは定期的に発生し、以前もiOS9.0が登場した際、無意味なパスワードを1111、2222、3333、4444…と連続して入力していきSiriを起動、「時計」アプリ経由から連絡先や写真を覗き見る裏ワザが問題となったことがありました(すでに修正済)。
 
見つける方も凄まじい執念ですが、FBIとプライバシー尊重問題で角を付きあわせていた(いる)アップルなだけに、今はセキュリティバグで問題を起こしたくないといったところでしょうか。
 
 
Source:9to5Mac
(kihachi)

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この記事を書いた人

丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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