モルガン・スタンレー、iPhoneが「予想外に売れている」として見通しを上方修正

    iPhone6s

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    売れ行きの鈍化が懸念されていたiPhoneですが、投資銀行モルガン・スタンレーによると、需要が予想外に高まっているとのことです。

    アップルも売り上げ見通しは悲観的だったが

    モルガン・スタンレーは、第1四半期(16年1月~3月)におけるiPhoneの売り上げ台数予測を、当初の4,900万台から5,650万台へと上方修正しました。背景には、足踏みの原因になるだろうとされていた中華圏での予想外の好調な売れ行きがあります。
     
    1月下旬にはアップルのティム・クックCEOが、中国圏を原因とした世界的な経済停滞について言及し、売り上げ見通しが本年度は厳しいものになるであろうことを示唆していたほか、アップル自身もiPhone売り上げ台数の見通しを控えめの5,200万台としていました(前四半期の売り上げは過去最高の7,480万台)。
     
    リーマンショック級の危機が襲うと言われていた世界経済も、気づけばアメリカの主要企業からなるダウ平均株価が年初来の下げを帳消しにし、2ヶ月半ぶりの高値を示現するなど、ふたたび力強い様相を呈しています。発売が間近に迫っているiPhone SE、さらに9月に発売されると噂のiPhone7/Proを武器に、今年もさらなるアップルの飛躍が見られることになりそうです。
     
     
    Source:Fortune
    (kihachi)

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    丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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