初期のiPhone試作品、iPodのようなダイヤル式だった!

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初期iPhoneのプロトタイプには、iPodのようなホイールがついていた、と元Apple役員のトニー・ファデル氏が明かしました。

初期iPhoneのプロトタイプはiPodのようなダイヤル式だった!

iPodの父」と呼ばれた元Apple役員で、スマートホーム企業NextのCEOでありGoogle Glassの責任者にもなった、トニー・ファデル氏がVenture Beatのロングインタビューに答え、その中でiPhone開発中の秘話を明かしています。
 
スティーブ・ジョブズ氏から伝えられたアイデアをもとに開発が始まったiPhoneは最初「iPod phone」とも呼ぶべき、iPodに通信機能をつけたものでした。これだと、電話する時は昔の黒電話のように、ダイヤルを回して数字を選ぶ必要があり、ボツとなってしまいます。
 
ジョブズ氏に「試し続けろ!」と言われた開発陣は、あらゆる方法を試し、ひょろ長い本体に多くのボタンを付けた試作品も作られました。
 
その後、マルチタッチスクリーンと出会うことで無事、iPhoneが生まれることとなりましたが、もしiPhoneがダイヤル式のままだったら、ここまで世界中でヒットすることもなかったでしょう

アイブ氏の本にも初期iPhone開発時の秘話

今回の話に出てきたものとは違いますが初期iPhoneのプロトタイプ画像を含むiPhone開発中の秘話は、Appleのデザイン最高責任者の真の姿に迫った書籍「ジョナサン・アイブ」にも紹介されていますので、興味がある方はどうぞ。
 
ジョナサン・アイブ 偉大な製品を生み出すアップルの天才デザイナー

 
 
Source:Ventrure Beat
(hato)

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この記事を書いた人

2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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