やっぱり…ブルーライト軽減アプリ「FlexBright」速攻で削除―審査方法に疑問も

    FlexBright

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    リリースされたばかりのブルーライト軽減アプリ「FlexBright」を、アップルがApp Storeから削除していたことが明らかになりました。

    削除は時間の問題だった

    FlexBright」は、ユーザーの目の負担を和らげるため、輝度やiPhoneから放たれるブルーライトを軽減できるアプリで、今週始めにリリースが開始されるや否や、大きな注目を集めていました。
     
    しかし、同系アプリの「F.lux」がApp Storeで公開できないままの状態が続いていることや、アップル自体がiOS9からブルーライト軽減を可能にする「Night Shift」機能を搭載することが分かっていただけに、リリース当初から遅かれ早かれ削除されるのではとの憶測が高まっていました。

    非公開APIを利用していたとのことだが

    削除理由は「F.lux」のときと同じく、公式に提供されているDocumented APIではなく、アップルが使用を認めていない非公開APIを使用したことが主な原因とされています。この他にもバックグラウンドでアプリを起動させるべく無音を流す仕様(「Facebookアプリ事件」も参照)にしていたことも問題視されたようです。
     
    なお、アップルはブルーライト軽減のためのフィルターを外せば、アプリをストア上に復活させることも吝かではないと製作者に打診してきたそうですが、その機能を失えばこのアプリの存在意義がないため、彼はこのオファーを拒否しています。
     
    とはいえ、App Storeに掲載されるアプリは厳密な審査が行われるはずで、iPhone6sで重さを量れた「Steady Square」のように隠し機能として搭載されていたのならばともかく、なぜ一体最終的に削除される機能を堂々と搭載したものが、公開の運びとなるのかは謎です。
     
     
    Source:Mac Rumors
    (kihachi)

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