どうみてもアウト!話題の460円スマホがiPhoneのパクリで炎上、関係者は開き直る

freedom251 india iphone

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インド発の460円スマートフォン「Freedom 251」が、悪びれもなくiPhoneのデザインを模倣しているとして問題となっています。

突っ込まれると開き直った!

先日お伝えした251ルピー(約460円)の格安スマートフォン「Freedom 251」ですが、その価格とは裏腹に、Android5.1(Lollipop)を搭載し、CPUは1.3GHzのクアッドコア、メモリは1GB、メインカメラは320万画素など、なかなかのスペックが注目を集めていました。しかし、どうみてもiPhoneを模倣したとしか思えないよう悪質なホーム画面に論議が巻き起こっています。
 
サムスンとアップルが知的財産権を巡ってこれだけ泥沼の裁判を続けていることを考えれば、「Freedom 251」のホーム画面がどうみてもアウトであることは、誰の目にも一目瞭然でしょう。しかし、インドメディアのHindustan Timesによると、開発企業のRinging Bellsは「アップルはこのデザイン権利を申請していなかったので、我々はアップルと同じソフトウェアデザインを使用したまでだ」と開き直るかのような態度を見せているそうです。
 
もちろんこれは詭弁もしくは誤解に過ぎず、アップルがありとあらゆる権利を押さえていることはアップルファンならご存知の通りです。これについてアップルからの許可を得たのかどうか尋ねられると、Ringing Bellsは回答を拒否したことも分かっています。
 

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ヒンディー語で「सपने सच होंगे(夢を叶えよう)」とフレーズが入っている


 
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Ringing Bellsはこれまでスマートフォンに手が出せなかったユーザーに所有してもらうべく、ここまで値段を下げた端末を提供していると述べていますが、フロント部分に国旗が大きく描かれ、ヒンディー語で「夢を叶えよう」と記載されているさまには、インドの国策キャンペーン「Make in India(インドでの生産を)」に乗じた同社の巧みなマーケティング手法がうかがえます。
 
なお、アップルはこの問題に関してコメントしていません。
 

 
 
Source:cnBeta
(kihachi)

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この記事を書いた人

丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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