iOSとAndroidだけで全スマホの98.4%を占めていることが判明

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    iOSAndroidのスマートフォン市場におけるシェアが、合計して98.4%に達したことが分かりました。

    OSもベンダーも上位2つが圧倒

    調査会社Gartnerが明らかにしたところによると、2015年第4四半期においてiOSAndroidのシェアは、前年同期比の96.4%から2ポイントアップした98.4%となりました。
     
    先進国では拮抗ムードの続くiOSとAndroidですが、世界全体でみるとiOSの17.7%に対し、Androidのシェアは80.7%と圧倒的です。背景にはAndroid端末を扱うベンダーが利潤度外視でシェアを拡大しようとする傾向があります。例えば、先日インドで発表された460円のスマートフォン「Freedom 251」は好例と言えるでしょう。
     
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    とはいえ、ベンダー別でみると、2015年に出荷された14億4,000万台のスマートフォンのうち、アップルとサムスンだけで5億5,120万台を出荷しており、3位のHuawei(1億710万台)、4位の Lenovo-Motorola(7,390万台)、5位のXiaomi(7,200万台)を合わせても到底かなわない規模であることが分かります。
     
    また一方で、大きなシェア率減少を見せたのが、Windows PhoneとBlackBerryです。
     
    前者について言えば、AndroidではなくWindows10 Mobileを搭載していたことが響いたのか、ノキア会長ですら「Lumia」ではなくiPhoneを使用していることが発覚、後者もBlackBerry自身がAndroidを搭載した「Priv」をリリースするなど、ともにプラットフォームの提供母体が諦めムードに入っているような状況です。それだけに、この結果は驚くに値しないかも知れません。
     
     
    Source:MacRumors
    (kihachi)

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