イオン、「イオンモバイル」としてMVNO事業に本格参入へ

    イオンモバイル

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    イオンは、現在IIJmioやBIGLOBE、So-netなどの格安SIMを代理店として販売していますが、本日、独自でMVNO事業へ参入することを発表しています。
     
    サービス名は「イオンモバイル」で、回線はドコモです。2月26日に受付を開始し、業界最安級の値段やイオン店舗におけるサポートが魅力であるとしています。

    流通大手の本格的なMVNO事業参入

    イオンはすでに2014年から数社の格安SIMを店舗で取り扱っており、たとえば格安SIM大手のIIJmioの商品の場合ですと「IIJmio音声通話パック for イオン」という商品を、MNPで即日開通が可能な点を大きな訴求点として販売しています。
     
    今回の発表では、こうした代理店としての販売を卒業し、自社でMVNO事業に本格参入することを示したことになります。
     
    イオンモバイル
     
    主な魅力としては、全国213店舗あるイオン店舗で故障修理受付や料金プラン変更等のサポートを行う店舗サポート、通信基本料金月額480円からライフスタイルに合わせて選べる格安の料金プラン、2年縛りなどの面倒な事を一切考える必要がなく、いつ解約しても解約金が無料となる点となっていますが、これらのうち格安の「料金プラン」や「解約金無料」といった点は複数社が同じようなサービスを提供しているため、イオンとしては店舗サポートで差別化していく必要がありそうです。
     
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    なお、提供するプラン数は29とかなり多く、データのみの利用が可能な「データプラン」、電話もできる「音声プラン」、データ容量のシェアが可能な「シェア音声プラン」に必要なデータ容量を組み合わせる形となっています。
     
    MVNO市場はまだ成長市場ですし、このところは大手の本格参入がストップしていた現状があったので、今回のイオンの参入により他者がどのような反応を示すのかに注目が集まります。
     
     
    Source:イオンモバイル
    (クロス)

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