12月から一転、1月のiPhoneサプライヤー売り上げは「とても良好」

iphone アップル

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アップルからの台湾サプライヤーに対する1月の受注は「とても良好」なようです。不調が報じられていた12月とは対照的な結果となりました。

サプライヤーも本来の姿を取り戻しつつある

投資会社Drexel HamiltonのアナリストであるBrian White氏によると、1月は将来的なアップルの売り上げを見通すうえで、複数サプライヤーの売り上げ状況に良い変化の兆しがみられたそうです。名前は明かされていないものの(FoxconnとPegatronは「統計を歪める」として除外)、9つのサプライヤーを統合した売り上げは、マイナスを平均して11%に抑えたことが分かりました。これは2008年以来、1月では最も良い数字です。
 
12月には、Foxconnを含め複数のサプライヤーが、iPhone6s/6s Plusの伸び悩みを見越してアップルが減産を決めたと告白し、iPhoneの売り上げに順調さを欠いている可能性が指摘されていました。日本経済新聞は、需要の停滞を反映したというよりも在庫調整によるものだと分析しましたが、それでも30%減産のインパクトは凄まじいものがありました。
 
ただ、1月にこうしてサプライヤーの懐事情が良好だと示されたことは、アップルの第3四半期(4~6月)もポジティブに捉えて良いのではないかとWhite氏は指摘します。これを受け同氏は、アップルの株価を200ドル(約23,000円)がターゲットに据えています。現在は96ドル(約11,040円)ですから2倍以上になる計算となりますが、はたしてどうなるのでしょうか。
 
 
Source:Apple Insider
(kihachi)

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丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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