【Tips】今さら聞けないiOS13新機能「Appleでサインイン」とは?
「Sign in with Apple」(Appleでサインイン)とは?

さまざまなサービスやアプリなどで、従来はそのサービス専用のアカウントを利用してログインしていたところを、Apple IDを使ってサインインできるようにするものです。2020年5月現在すでに多くのサービス・アプリがApple IDによるサインインに対応しており、面倒なアカウント作成をしなくてもスムーズにサービスを利用できるようになっています。
「Sign in with Apple」について知ろう
Sign in with Apple(Appleでサインイン)の最大の特徴は、簡単便利な生体認証を利用した2段階認証と、アカウントを作成するときのメールアドレスの取り扱い方法にあります。
Apple IDでのサインインの際は、指紋認証(Touch ID)または顔認証(Face ID)を利用するため、パスワード入力は不要です。スマホを持って画面を見る、または指を数秒間触れるだけで認証ができるため、2段階認証の煩わしさはまったく感じないのが利点です。
アカウント作成時は通常、メールアドレスなどの入力が必要です。しかしApple IDでのサインインでは、システムがランダムな文字を組み合わせて、臨時のメールアドレスを作成するオプションを選択できます。
このメールアドレスを使って瞬時にアカウントを作成するのですが、この臨時メールアドレスだけがサービス側に伝わり、Apple IDに登録しているメールアドレスはサービス側には伝わりません。不正利用されることを防げるシステムといえます。
「Sign in with Apple」(Appleでサインイン)を利用する
Apple IDでのサインインに対応しているアプリでは、アカウントの作成画面やログイン画面などで、AppleのリンゴマークとともにAppleのIDで連携するかどうかの選択肢が表示されます。



(萬屋カサキ)
iPhone Mania編集部
iPhone Mania編集部です。iPhone、MacなどApple製品が大好きな国内外のライターが集まり、2013年から記事を執筆しています。Apple製品の最新情報から使い方、お役立ち情報まで、幅広くお伝えしていきます!
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