【iOS】アップデートに失敗する・うまくいかない時の対処方法

    iOS アップデート エラー

    iOS アップデート エラー
     
    iOSメジャーアップデートの配信開始直後はアップデートファイルを入手するためのサーバーが混み合うため、数時間後に通勤や通学を控えている方は時間に余裕を持ってアップデートしましょう。
     
    この記事では、iOSのアップデート手順とともに、iOSのアップデートがうまくいかない、失敗するケースについて、原因や対処方法をご紹介します。
     
    なおアップデートを行う前に準備することがあります。利用している端末が対応端末か、アップデートのためのストレージ空き容量は確保できているかなどをまとめました。あらかじめ予習し、アップデート作業に臨みましょう。
     
    iOSアップデート手順
    アップデートがうまくいかない
     → アップデートに必要なストレージ空き容量が不足している
     → アップデートファイルのダウンロードに時間がかかる
     → アップデートを確認できない・検証できないと表示された
     → アップデートがおわらない(進行状況バーが動かない)
     → エラー番号やエラーメッセージが表示された

    iOSのアップデート手順

    バックアップの作成や空き容量の確保などの準備を終えたら、アップデート作業に入りましょう。iOSのアップデート方法には、iOS端末の本体操作で行えるワイヤレスでのアップデート方法と、パソコンにインストールしたiTunesを使う方法があります。お好きな方法を選びましょう。
     
    iOS端末でワイヤレスアップデートする場合はこちら。

  • 【Tips】iTunesを使わずにiOSをアップデートする手順を解説
  • iOSを最新バージョンにアップデートする方法
  •  
    iTunesでアップデートする場合は、まず利用するパソコンにiTunesの最新バージョンをインストールします。そしてLightningケーブルでパソコンと接続し、iTunesを起動します。iOSをインストールする端末を選び、「概要」をクリックして「アップデートを確認」を選びます。
     

    iOS アップデート エラー

     
    「ダウンロードしてアップデート」をクリックするとアップデート作業が始まります。アップデートを行う端末にパスコードを設定している場合は、パスコードの入力を求められます。

    アップデートがうまくいかない

    iPhone、iPad、iPod touch本体でワイヤレスアップデートを行ったものの、アップデートファイルのダウンロードに時間がかかる場合や、アップデートサーバーにつながらない、アップデートがおわらない場合など、アップデートが正常に進行しない場合は以下の項目を確認しましょう
     

    アップデートに必要なストレージ空き容量が不足している

     
    iOS11アップデートの際に、アップデートに必要なファイルをインストールするためのストレージ空き容量が不足している場合は、自動的に容量を確保する仕組みになっています。これは再ダウンロード可能なアプリに対して、アップデート前に一時的に削除してアップデート後に再インストールするもので、アップデートの実行時に空き容量が不足している場合は、アプリ一時削除の確認メッセージが表示されます。
     
    アプリを一時削除して空き容量が確保できた場合は、写真や動画などの端末内データを削除しなくてもアップデートができます。しかしアプリの一時削除でも空き容量が不足している場合は、iTunesを使ったアップデートが選択肢となります。
     
    アプリの一時削除でも空き容量が不足していて、かつiTunesも利用できない場合は、端末内のデータを削除して空き容量を確保しましょう。ストレージ空き容量の確認方法やストレージの整理方法は以下の記事を参考にしてください。
     

  • iPhoneのストレージ空き容量など詳細情報を確認する方法
  • iPhoneの空き容量を今すぐ確保する15の方法
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    アップデートファイルのダウンロードに時間がかかる

     
    アップデートファイルのダウンロードにかかる時間は、インターネット接続に利用している回線の速度により異なります。ダウンロード速度を上げるには、携帯キャリアの契約回線であるモバイルデータ通信ではなくWi-Fi接続を利用することや、ほかにダウンロード中のデータがある場合はダウンロードを控えることなどが対処方法となります。
     
    利用しているiOS端末でどの程度の通信速度がでているかは、Google検索を使った計測機能がおすすめです。検索欄に「スピードテスト」と入力してテスト開始を選ぶだけで、アップロード速度、ダウンロード速度の計測ができます。
     

  • 【Tips】Google検索にスピードテスト(通信速度計測)機能
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    アップデートを確認できない・検証できないと表示された

     
    ソフトウェアアップデートの欄にはアップデートできることを意味する数字が表示されているのに、アップデートしようとしたときに「アップデートを確認できません」または「アップデートを検証できません」と表示された場合は、アップデートサーバーに接続できていない可能性があります
     
    この場合は、同じネット接続設定のまま、アップデートをもう一度試します。再度「~確認できません」「~検証できません」と表示される場合は、Wi-Fi接続など別のネット接続方法でアップデートを試してください。
     
    複数のネット接続でもうまくアップデートできなかった場合は、アップデートを削除して作業をやり直すことが対処方法となります。
     

  • iOSアップデートを削除してアップデートを再度試す方法
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    アップデートがおわらない(進行状況バーが動かない)

     
    アップデートのインストールが始まったものの、進行状況を示すバーが動かない、動いているものもとてもゆっくりだという場合には、アップデートが完了するまで辛抱強く待ちましょう。アップデートにかかる時間は、アップデートファイルの容量などによって変わります。
     

    iOS アップデート エラー

     
    iTunesを使わないワイヤレスアップデートを行う場合は、アップデート中の端末は電源に接続したままにします。アップデート中に端末の電池が切れた場合は、端末を電源に接続して充電し、再度電源を入れてアップデートが完了するまで待ちます。
     
    長時間待っても進行状況バーが動かないなどアップデートがおわらない場合は、端末を再起動しましょう。
     

  • iPhoneを通常通り再起動する、強制再起動する
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    エラー番号やエラーメッセージが表示された

     
    パソコンでiTunesを使ってアップデートする場合、アップデート作業がうまくいかなかった際にエラー番号や、「ソフトウェアをダウンロード中に問題が起きました」「必要なリソースが見つかりませんでした」などとエラーメッセージが表示されることがあります。この場合は、各エラー番号、エラーメッセージに対応した対処を行う必要があります。
     
    Apple公式サイトのサポートページでは、iOSアップデート時や復元時のエラー解決方法として、各エラー番号、エラーメッセージ別の対処方法を公開しています。表示された内容をもとに、どの対処方法を行えばいいか確認しましょう。
     

  • Appleサポートページ:iOS のアップデート時や復元時のエラーの解決方法
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    Source:Apple [1], [2], [3], [4]
    (asm)
     
     

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