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Appleは17日未明、macOS Sequoiaの正式版をリリースしました。同OSバージョンではさまざまな新機能が追加されているだけでなく、多くのセキュリティ脆弱性が解決されていることが、公開された資料から明らかになりました。
最新OSへとアップデートする理由として最も一般的なのは新機能の追加ですが、セキュリティも重要な要素の一つと言えます。
macOS Sequoiaの正式版リリースに際し、Appleは「macOS Sequoia 15のセキュリティ内容について(英語)」という資料を公開し、解決されたセキュリティ上の脆弱性の一覧を共有しています。
項目の数はなんと76に上り、Appleアカウント、ゲームセンター、カーネル、マップをはじめとする多岐にわたるエリアで脆弱性の解決が図られています。
それぞれの脆弱性にはIDと発見者の名前(およびソーシャルメディアのアカウント名)が示されています。
Appleは2022年にセキュリティ研究に関する新しいWebサイトを開設しており、同社の「セキュリティ報酬金プログラム」についての情報も提供しています。
簡単に言えば、セキュリティ脆弱性を見つけた人に報酬を出すプログラムで、2022年の時点で過去2年半で2,000万ドル(当時のレートで約29億円)近くを研究者に授与したと発表されています。
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