Apple Watchが熱中症で倒れたユーザーを救った!55歳未満は転倒検出の確認を

Apple Japan「Apple Watchの転倒検出機能:凪さんが体験したApple Watchのストーリー」

Apple Japanが、熱中症で倒れて意識を失った際、Apple Watch転倒検出機能緊急SOS機能が自動で救急車を呼び、助かったという体験談を紹介しています。実は転倒検出機能は、登録年齢が55歳以上の場合は自動的に有効になりますが、18歳〜54歳では自分でオンにしておく必要があります

この記事では、万が一の際に救助につながる可能性のある転倒検出の設定方法や、「手首検出」「メディカルID」など、あわせて確認しておきたいポイントをご紹介します。

目次

熱中症で意識不明!Apple Watchが自動で救助要請した実話

Apple Japanが、2026年8月11日に公式YouTubeチャンネルで動画「Apple Watchの転倒検出機能:凪さんが体験したApple Watchのストーリー」を公開しました(追記:その後、非公開になっています)。

この動画では、人通りの少ない道で熱中症になり意識を失って倒れてしまった凪さんが、自分で救急車を呼ぶことができない状態でも、Apple Watchの転倒検出機能が自動で救急車を呼んで居場所を伝えたことで助かった、という実際にあったエピソードが紹介されています。

Apple Japan「Apple Watchの転倒検出機能:凪さんが体験したApple Watchのストーリー」

Apple Watchに助けられた凪さんは、「もう、なくてはならない存在になっています」とApple Watchへの感謝を語っています。

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Apple Watchの転倒検出機能とは?

Apple Watchの転倒検出機能は、ユーザーが激しく転倒した場合、手首に振動を伝えるとともにアラームを鳴らしてユーザーに通知します。

Apple Watchの画面には「ひどく転倒されたようです」というメッセージが表示され、「SOS」をスライドすれば、緊急通報(日本では119)できます。問題ない場合には「大丈夫です」をタップします。

Apple Watch 転倒検出機能

もし緊急通報サービスが必要ない状態で電話がつながってしまった場合は、消防署から折り返す負担をかけないよう、電話を切らずに間違って通報してしまったこと、救助は不要であることを伝えましょう

1分間動きがないと自動で緊急通報

1分間ユーザーの動きがないことを検知すると、Apple Watchは30秒間のカウントダウンを開始し、手首をタップしながら通知音を鳴らします。

カウントダウンが終了すると、Apple Watchは自動的に緊急通報サービスに連絡を試みます。

電話がつながると、Apple Watchは激しい転倒を検知したことと、緯度・経度による現在地を伝えるオーディオメッセージを再生します。

また、「緊急電話中に共有」をオンにしていれば、メディカルID(後述)の情報も共有されます。

緊急通報サービスへの連絡は、Apple Watchまたは近くのiPhoneでモバイルデータ通信かインターネット接続によるWi-Fi通話、対応機種では衛星通信が必要です。

iPhone14以降と組み合わせている場合やApple Watch Ultra 3では、対応地域などの条件を満たせば、モバイル通信やWi-Fiの圏外でも衛星経由の緊急SOSを利用できる場合があります。

Apple Watchの転倒検出を設定する方法

Apple Watchの転倒検出機能は、Apple Watch Series 4で追加され、これまでに世界中で多くの人の命を救ってきましたが、利用には設定の確認が必要です。

55歳以上は自動でオン、18歳未満は利用不可

Apple Watchの転倒検出機能は、ユーザーの年齢が55歳以上の場合、自動で有効になります。

なお、18歳未満のユーザーは転倒検出機能を利用できないことに注意が必要です。

18歳〜54歳は自分でオンにする必要あり

一方、18歳〜54歳のユーザーは、iPhoneの「Watch」アプリの「マイウォッチ」>「緊急SOS」>「転倒検出」をオンにしておく必要があります。

「常にオン」と「ワークアウト中のみオン」が選択可能ですが、熱中症での転倒などに対応するためには「常にオン」にしておくのが良いでしょう。

Apple Watch 緊急SOS 転倒検出

「手首検出」がオンになっているか確認

転倒検出による自動通報を利用するには、Apple Watchの「手首検出」が有効になっている必要があります。

Apple Watchの「設定」アプリから「パスコード」メニューを開き、「手首検出」がオン(緑)になっていることを確認しておきましょう。

Apple Watch 手首検出

メディカルIDの設定も確認を

Apple Watchの転倒検出機能の利用や、万が一救急搬送された場合に活用できる情報として、年齢や健康状態が正しく設定されているかを確認しておきましょう。

年齢は、iPhoneの「ヘルスケア」アプリで右上の自分の顔のアイコンをタップし、「メディカルID」から「写真と情報」メニューで「編集」をタップして設定できます。

メディカルIDには、生年月日や持病、服用中の薬、アレルギー、血液型、緊急連絡先など、救急時に役立つ情報を登録できます。

「緊急SOS」機能で救急通報した時に、現在地の位置情報が共有される「緊急連絡先」も設定しておくと良いでしょう。

iPhone ヘルスケア メディカルID

メディカルIDを緊急通報時に共有する設定

「メディカルID」の「緊急電話中に共有」をオン(緑)にしておくと、緊急通報サービスに連絡する時、自動的にメディカルIDの情報を共有することができます。適切な処置を受けるために必要な情報なので、オンにしておくことをお勧めします。

「メディカルID」で、「ロック中に表示」をオンにしておくと、iPhoneがロックされている時に「緊急」>「メディカルID」で氏名、年齢、臓器提供の意思、妊娠の有無、服薬状況、アレルギー、緊急連絡先、身長、体重、血液型といった情報を表示できます。

万が一に備えて転倒検出の確認を

普段、健康に不安を感じていない方でも、予想もしなかった体調不良や事故で転倒してしまい、自力で助けを求めることができない、という状況に遭遇する可能性はあります。

Apple Watchユーザーの方は、この機会に「転倒検出」が有効になっていること、「メディカルID」が正しく設定されていることを確認しておきましょう。

なお、Appleはすべての転倒を検出できるわけではなく、強い衝撃を伴う活動を転倒と誤認する可能性もあると案内しています。転倒検出は非常時に役立つ機能ですが、必ず救助につながることを保証するものではありません。

Source: Apple Japan/YouTube, Appleサポート (1), (2)

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