Apple Watchの睡眠時無呼吸の通知、カナダ保健省が認可を発表
watchOS11では、Apple Watch Series 10、Apple Watch Series 9、Apple Watch Ultra 2で睡眠時無呼吸の通知を受け取ることが可能になっています。この機能はすでに150を超える国や地域で導入されていますが、カナダ保健省の認可を新たに取得したと報じられています。
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カナダではまだ未導入だった?
Apple Watchの睡眠時無呼吸通知は、カナダでは規制当局からの認可が下りていなかったため、これまで未導入だったようです。しかし、今回カナダ保健省が認可したことにより、カナダでの機能導入が確実となった模様です。ただし、実際に機能が提供される時期は未定です。
受け取れる2種類の通知
Apple Watchの睡眠時無呼吸の通知には、毎日受け取るものと30日ごとに受け取るものの2種類があります。
毎日受け取る通知では、前夜の呼吸の乱れについて「高い」または「高くない」という評価が提供されます。
また、30日間で呼吸の乱れが「高い」と評価されることが増えた場合には、睡眠時無呼吸の可能性がある旨の通知が届きます。この通知では、いつ症状が発生した可能性があるのかも示され、医療機関に相談する際に役立ちます。
通知機能は未診断者向け
Apple Watchの睡眠時無呼吸通知は、まだ睡眠時無呼吸と診断されていない人向けの機能です。すでに睡眠時無呼吸症候群の公式な診断を受けている人には、使用が推奨されていません。
また、この機能を利用するには、使用者が18歳以上であることも留意する必要があります。
なお、この機能はアメリカ食品医薬品局(FDA)の認可も取得しており、有効性が証明されています。
Source: MacRumors
Photo: Apple