iPhone16 Proで「カメラコントロール」に関係するタッチの異常が報告
iPhone16シリーズでは新たに「カメラコントロール」というボタンが導入されていますが、これに関係しているとみられるソフトウェアの不具合が報告されています。iPhone16 Proのカメラコントロール付近のタッチパネルに触れた状態で画面上で操作を試みると、タップやスワイプが反映されないとのことです。
【追記】iOS18の誤操作防止アルゴリズムと関係している可能性が指摘されており、旧iPhoneモデルやiPadでも同様の問題が生じることが報告されています。
ハードウェアには異常はない?
RedditユーザーKnown_Tap_1462が投稿していますが、iPhone16 Proの以下のオレンジで囲まれた領域に触れた状態でタッチスクリーン操作を試みると、反応しないバグが生じるとのことです。
これを証明する動画もMastodonユーザー@khaost@tz.is氏によって投稿されています。
確かに、カメラコントロール付近のタッチパネルに触れた状態だとスクリーン操作ができなくなっています。
ベゼル幅の狭さとも関係か
米メディア9to5Macは、この問題はiPhone16 Proのベゼル幅の狭さと関係している可能性があると指摘しています。筐体に対する画面の比率がより大きくなったことでディスプレイの端の部分に触れやすくなったというのです。
しかし、上記のMastodon動画の返信で、iPhone13 miniで同様のタスクを試す動画が投稿されており、こちらではまったく問題なく操作ができているため、ベゼル幅はあまり関係ないように思えます。
ソフトウェアアップデートでの修正を期待
いずれにせよ、今回の不具合はソフトウェアの異常による可能性が高いと思われるため、Appleは今後ソフトウェアアップデートで不具合を修正すると推測されます。
新型モデル、新OSの登場時にバグが生じるのはいつものことなので、今は温かい目で見守ってあげても良いのではないでしょうか。
Photo: Apple